📉 3月30日 東京株式市場:日経平均は大幅落でスタート。配当落ちと「地上作戦準備」報道が直撃
[東京 30日 ロイター] – 週明けの東京株式市場で日経平均株価は大幅に下落して始まりました。本日は3月期決算企業の**「配当落ち日」**にあたり、理論上の指数押し下げ要因(約400円〜500円程度)があることに加え、週末の米株安と中東情勢の緊迫化を嫌気した売りが先行しています。
日経平均の予想レンジは5万0000円 ― 5万3000円。トランプ米大統領がエネルギー施設への攻撃を猶予する一方、米軍が「地上作戦」の準備に入ったとの報道が伝わり、ボラティリティ(変動率)が極めて高い地合いとなっています。
INDEX
- 0.1 💡 今週の波乱を予感させる「3つの懸念材料」
- 0.2 📊 今週(3月30日〜4月3日)の主要スケジュール
- 0.3 🔍 今週の物色動向:新年度入り「ニューマネー」の行方
- 0.4 💡 相場を安値圏へ叩き落とした「3つの重圧」
- 0.5 📊 主要指数の終値(2026年3月30日)
- 0.6 🔍 本日の注目銘柄:全面安の中の「逆行高」
- 0.7 📅 明日(3月31日)の焦点:年度末の最終攻防と「160円」の攻防
- 0.8 💡 2025年度末を揺るがした「3つの焦点」
- 0.9 📊 主要指数の終値(2026年3月31日)
- 0.10 🔍 本日の注目銘柄:明暗を分けた「決算と材料」
- 0.11 📅 明日(4月1日)の焦点:新年度入りと「日銀短観」
- 0.12 💡 相場を劇変させた「3つの「和平」シグナル」
- 0.13 📊 主要指数の終値(2026年4月1日)
- 0.14 🔍 本日の注目銘柄:半導体・ハイテクの「リベンジ」
- 0.15 📅 明日(4月2日)の焦点:トランプ演説と「本物」の底打ち
- 0.16 💡 相場を暗転させた「トランプ演説」と「ガイダンス・リスク」
- 0.17 📊 主要指数の終値(2026年4月2日)
- 0.18 🔍 本日の注目銘柄:スペースX報道とハイテクの苦境
- 0.19 📅 明日(4月3日)の焦点:週末の「雇用統計」とリスク回避
- 0.20 💡 相場の支えとなった「ホルムズ海峡」の新展開
- 0.21 📊 主要指数の終値(2026年4月3日)
- 0.22 🔍 本日の注目銘柄:急騰したインフラ・電子部品株
- 0.23 📅 来週(4月6日〜)の焦点:雇用統計後の米金利と「通行料」の実効性
- 1 🗓️ 4月6日週 市場展望:トランプ氏の「猶予期限」と小売決算。5.3万円維持か、5万円試すか
💡 今週の波乱を予感させる「3つの懸念材料」
1. 米ワシントン・ポスト紙「地上作戦準備」の衝撃
トランプ氏が攻撃を10日間延期(4月7日まで)した一方で、米国防総省が数週間にわたる地上作戦の準備を進めていると報じられました。
市場の解釈: 「空爆の猶予」はあくまで外交交渉の時間稼ぎであり、最終的には大規模な軍事衝突が避けられないとの見方が強まりました。
原油価格: 1バレル=100ドル付近で高止まりしており、インフレ加速と景気後退が同時に進むスタグフレーションへの警戒が最大級に高まっています。
2. ドル円「160円台」突入と介入への恐怖
為替市場ではドル/円が160円台に上昇。
ジレンマ: 本来なら輸出企業にプラスの円安ですが、原油高による輸入コスト増(キャッチアップ・インフレ)の悪影響が上回っています。政府・日銀による為替介入の可能性もくすぶり、投資家はポジションを傾けにくい状況です。
3. 「TACO(尻込み)」 vs 「実戦準備」
市場の一部には、トランプ氏が最終的に軍事行動を回避する(TACO: Trump Always Cops Out)という楽観論もありますが、実戦準備の報道がそれを打ち消しています。
ストラテジストの視点: 「トランプ氏の方針転換は予測不能。不透明な10日間のモラトリアム(猶予)期間は、利益確定売りが出やすい」(国内証券)との声が目立ちます。
📊 今週(3月30日〜4月3日)の主要スケジュール
| 日付 | 🇯🇵 日本 | 🇺🇸 米国・海外 | 注目度 |
| 3/30 (月) | 配当落ち日 / 2月失業率 | – | ★★★★ |
| 3/31 (火) | 2月鉱工業生産 | 3月消費者信頼感指数 | ★★★ |
| 4/1 (水) | 3月日銀短観 | 3月ISM製造業景気指数 | ★★★★★ |
| 4/2 (木) | 3月消費動向調査 | – | ★★★ |
| 4/3 (金) | – | 3月米雇用統計 | ★★★★★ |
🔍 今週の物色動向:新年度入り「ニューマネー」の行方
📉 下値の目処: 心理的節目の5万0000円を死守できるかが最大の焦点。ここを割り込むと、昨年からの上昇トレンドが根本から崩れる恐れがあります。
🛡️ 避難先セクター: 原油高に強い石油・資源開発、地政学リスクに関連する防衛関連、そして配当落ち後の「埋め立て買い」が期待される**高利回りバリュー株(商社・銀行)**に限定的な資金流入が想定されます。
⚠️ 警戒セクター: コスト増を直撃する輸送用機器(自動車)や、米株安に連動しやすい半導体・ハイテクは、週初は厳しい売りを浴びる可能性が高いでしょう。
📉 3月30日 東京株式市場:日経平均1487円安。配当落ちと原油100ドル超えで「5万円の攻防」へ
[東京 30日 ロイター] – 週明けの東京株式市場で日経平均株価は3営業日続落し、前営業日比1487円22銭安の5万1885円85銭で取引を終えました。終値ベースで昨年来安値を更新しています。
本日は3月期決算企業の「配当落ち日」による指数押し下げ要因(約450〜500円)に加え、中東情勢の緊迫化に伴う原油高が直撃。朝方は一時**2806円安(5万0566円)**まで暴落し、心理的節目である5万円の大台を脅かす極めて危うい展開となりました。
💡 相場を安値圏へ叩き落とした「3つの重圧」
1. 原油100ドル突破による「コストプッシュ・ショック」
米WTI原油先物が100ドル台で高止まりし、燃料・原材料費の高騰が企業収益を圧迫するとの懸念が一段と強まりました。
輸出株の変調: 本来は追い風となるはずの「円安(160円台)」も、今回はコスト増の負の側面が強調され、トヨタ(5%超安)や三菱自・マツダ(7%超安)といった自動車株が軒並み急落しました。
2. ハイテク巨頭の陥落:指数を500円押し下げ
米株安の流れを受け、指数寄与度の高い値嵩株が売られました。
銘柄: アドバンテストやソフトバンクグループが5〜6%超の下落。この2銘柄だけで日経平均を約500円押し下げる格好となりました。
3. 「5万円割れ」への恐怖と換金売り
年初来安値を更新したことで、投資家の不安心理が拡大。
市場の視点: 「売り一巡後は小康状態だが、原油がさらに切り上がれば5万円割れも視野に入る」(りそなアセット・下出氏)との警戒感から、値ごろ感による買い戻しは限定的なものに留まりました。
📊 主要指数の終値(2026年3月30日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 | 備考 |
| 日経平均株価 | 51885.85 | -1487.22 | -2.79% | 昨年来安値を更新 |
| TOPIX | 3542.34 | -107.35 | -2.94% | 33業種中32業種が下落 |
| グロース250指数 | 709.93 | -24.47 | -3.33% | 新興市場もリスクオフの波に |
| 売買代金 | 7.90兆円 | 投げ売りを伴う8兆円弱の大商い |
🔍 本日の注目銘柄:全面安の中の「逆行高」
🚀 逆行高(わずか5%の銘柄):
石油・石炭製品: 33業種で唯一の上昇。原油高メリットを直接受けるセクターに資金が避難。
信越化学工業<4063.T>、中外製薬<4519.T>:世界的な競争力やディフェンシブ性が評価され、1%超の反発。
日揮HD<1963.T>:プラント建設需要への期待から2%超高。
📉 大幅安:
自動車セクター: 円安メリット消失への懸念。
証券・銀行: 市場の冷え込みと景気後退懸念から、金融セクターも軒並み3%超の下落。
📅 明日(3月31日)の焦点:年度末の最終攻防と「160円」の攻防
明日は2025年度の最終取引日となります。
年度末のドレッシング買いはあるか:
機関投資家による帳尻合わせの買い(ドレッシング買い)が期待されますが、地政学リスクが勝れば、さらなる持ち高調整の売りに押されるリスクもあります。
為替介入への警戒:
160円台に乗せたドル円相場に対し、政府・日銀が実弾介入に踏み切るか。介入があれば輸出株の乱高下は必至です。
4/1の日銀短観への警戒:
水曜日の短観発表を前に、企業の景況感悪化を先読みした動きが出るかどうかが注目されます。
📉 3月31日 東京株式市場:日経平均4日続落、5.1万円台。年度末の荒波と「原油106ドル」の衝撃
[東京 31日 ロイター] – 2025年度最終取引日となった東京株式市場で、日経平均株価は4営業日続落し、前営業日比822円13銭安の5万1063円72銭で取引を終えました。
イランによるタンカー攻撃の報道を受け、原油価格(WTI先物)が一時1バレル=106ドル台まで急騰。一時は年初来安値を更新する**1326円安(5万0558円)**まで売り込まれ、節目の5万円大台を試す極めて緊迫した展開となりました。年度末のポジション調整も重なり、大引けにかけて再び売りが膨らむ格好となりました。
💡 2025年度末を揺るがした「3つの焦点」
1. タンカー攻撃報道による「原油ショック」の再燃
イランがホルムズ海峡付近でタンカーを攻撃したとの一報が、供給途絶リスクを最大級に引き上げました。
原油高: 106ドル台への急騰は、日本の製造業にとって「コスト増」の直撃を意味し、朝方のパニック売りを誘発しました。
相関性: 足元の日本株は完全に原油価格と「逆相関(原油高=株安)」の動きとなっており、エネルギー動向に振り回される地合いが続いています。
2. 「調整は14%超」:底打ち模索と内需株への逃避
日経平均は2月の最高値から短期間で14%超の下落を記録しました。
市場の視点: 専門家からは「調整は相当進んだ」との見方が出る一方、インフレ懸念が上値を抑えています。
物色の変化: 指数寄与度の高いハイテク株が売られる一方で、象印マホービン<7965.T>(好決算で11%超高)のような内需株や、材料株(KADOKAWA<9468.T>など)には個別物色の買いが入りました。
3. 年度末の「リバランス」と大引けの売り
機関投資家による年度末の資産構成調整(リバランス)や、新年度入りを前にした持ち高調整が活発化しました。
需給: 売買代金は8.3兆円と巨額に。引けにかけて売りが膨らんだことは、依然として投資家の先行き警戒感が強いことを示唆しています。
📊 主要指数の終値(2026年3月31日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 | 備考 |
| 日経平均株価 | 51063.72 | -822.13 | -1.58% | 4日続落、5.1万円台維持 |
| TOPIX | 3497.86 | -44.48 | -1.26% | 33業種中25業種が下落 |
| グロース250指数 | 699.09 | -10.84 | -1.53% | 700ポイントを割り込む |
| 売買代金 | 8.36兆円 | 年度末の巨額商い |
🔍 本日の注目銘柄:明暗を分けた「決算と材料」
🚀 躍進:
象印マホービン:大幅な利益成長を好感し、プライム市場の値上がり率トップ。
KADOKAWA:アクティビスト(オアシス)による買い増し報道で底堅く推移。
保険・サービス: 内需系の一角に資金が避難。
📉 下落:
東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ:半導体・ハイテクの巨頭が揃って軟調。指数を押し下げ。
フジクラ:直近の過熱感からの調整が加速。
三菱商事、三菱重工業:これまで「有事買い」が入っていた大型株にも利益確定の売り。
📅 明日(4月1日)の焦点:新年度入りと「日銀短観」
明日からは2026年度がスタートします。
3月調査「日銀短観」の発表(朝8:50):
新年度最初の最重要指標。エネルギー価格高騰を受けた企業の景況感、特に製造業の「先行き見通し」が、新年度の投資戦略を決定づけます。
新年度の「ニューマネー」流入:
4月入りの新規資金による「ご祝儀買い」が、4日続落の嫌な流れを断ち切れるか。5万1500円付近の抵抗線を上抜ける力が試されます。
米3月ISM製造業景気指数:
今夜から明日にかけて発表。米国のインフレと景気のバランスが、再び為替(160円台の攻防)と日本株を揺さぶります。
🚀 4月1日 東京株式市場:日経平均2675円高の歴史的爆騰!新年度入り「停戦期待」で5.3万円台奪還
[東京 1日 ロイター] – 2026年度の初営業日となった東京株式市場で、日経平均株価は5営業日ぶりに猛烈な反発を見せ、前営業日比2675円96銭高の5万3739円68銭で取引を終えました。上げ幅は一時2700円に迫り、終値ベースでも**「高値引け」**となる極めて強い買い戻しが一日中続きました。
3月に月間で13%超も下落していた反動に加え、米イラン両首脳から「戦争終結」を示唆する発言が相次いだことで、世界同時株高の波が東京市場を直撃。プライム市場の97%が値上がりする、新年度にふさわしい劇的なロケットスタートとなりました。
💡 相場を劇変させた「3つの「和平」シグナル」
1. トランプ大統領「2〜3週間で軍事作戦終了」発言
トランプ米大統領が3月31日、対イラン作戦を数週間以内に完了させる可能性に言及しました。
市場の反応: 「泥沼の長期化」を最も恐れていた市場にとって、出口戦略が示されたことは最大の安心材料となりました。
注目イベント: 日本時間2日午前10時に予定されている**トランプ氏の「国民向け演説」**で、具体的な停戦ロードマップが語られるかに関心が集まっています。
2. イラン大統領「条件付き停戦」の用意
ブルームバーグの報道によると、イランのペゼシュキアン大統領も戦争終結の用意があると述べたと伝わりました。
和平への期待: 双方のトップが歩み寄りの姿勢を見せたことで、「空爆や海峡封鎖の解除」が現実味を帯び、原油高によるインフレ懸念が急速に後退しました。
3. 新年度の「ニューマネー」と「買い戻し」の融合
年度初め特有の新規投資資金(ニューマネー)の流入に加え、これまでの大幅調整で積み上がっていた空売りの買い戻し(ショートカバー)が、指数を垂直立ち上げさせました。
アジア株の連鎖: 韓国のKOSPIが8%超上昇するなど、アジア市場全体がパニック的な買い戻し局面となりました。
📊 主要指数の終値(2026年4月1日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 | 備考 |
| 日経平均株価 | 53739.68 | +2675.96 | +5.25% | 歴史的高値引け |
| TOPIX | 3670.90 | +173.04 | +4.95% | 33業種すべてが上昇 |
| グロース250指数 | 737.39 | +38.30 | +5.48% | 3営業日ぶり大幅反発 |
| 売買代金 | 7.35兆円 | 買い戻しを伴う活発な商い |
🔍 本日の注目銘柄:半導体・ハイテクの「リベンジ」
🚀 爆騰:
アドバンテスト<6857.T>(10%超高)、東京エレクトロン<8035.T>:指数寄与度の高い半導体主力が猛反発。
キオクシアHD<285A.T>:14%超高。半導体市況の底打ち期待が再燃。
フジクラ<5803.T>(8%超高)、ソフトバンクグループ<9984.T>:成長株への資金回帰が鮮明に。
📉 逆行安(わずか1%の銘柄):
KDDI<9433.T>:不適切会計の調査結果と業績下方修正を嫌気。
ネクソン<3659.T>:個別要因で売られましたが、全面高の中で目立つ下落となりました。
📅 明日(4月2日)の焦点:トランプ演説と「本物」の底打ち
トランプ大統領の演説(日本時間 10:00):
「軍事作戦終了」に向けた具体的な条件が示されるか。市場の楽観が「確信」に変われば、日経平均は5万5000円を目指す続伸シナリオが描けます。
原油価格の動向:
和平期待を受けて、100ドルを超えていたWTI先物がどこまで下落するか。エネルギーコスト低下は日本株全体のさらなる押し上げ要因になります。
「リバウンド」か「トレンド転換」か:
山口氏(SMBC信託)が指摘するように、本日の上げは「買い戻し」の側面が強いとの見方もあります。演説後に「材料出尽くし」の売りが出ないか、下値の堅さを確認するフェーズに入ります。
📉 4月2日 東京株式市場:日経平均1276円安。トランプ演説で「早期停戦期待」が霧散、原油高が再び重石に
[東京 2日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前営業日比1276円41銭安の5万2463円27銭で取引を終えました。
昨日の歴史的な爆騰(2675円高)の余韻で、朝方は**518円高(5万4258円)**まで買い進まれる場面もありました。しかし、日本時間午前10時からのトランプ米大統領の国民向け演説が始まると、期待されていた「明確な終結時期」への言及がなかったことから市場は一転。落胆売りと原油先物の上昇が重なり、上げ幅を全て吐き出すどころか、1200円を超える急落となりました。
💡 相場を暗転させた「トランプ演説」と「ガイダンス・リスク」
1. トランプ大統領の演説:中身は「強気継続」
注目の演説で、トランプ氏はイランとの戦争における戦略目標が達成されつつあると述べましたが、具体的な停戦日次には触れませんでした。
失望の要因: 「2〜3週間以内に終了」との前日の観測を裏付ける直接的な宣言がなかったことで、市場は「紛争の長期化」を再び織り込む動きに転じました。
原油価格の再騰: 演説を受けて供給不安が再燃し、米原油先物が上昇。これがコスト増を嫌気する日本株の売りを加速させました。
2. 決算シーズンを前に「ガイダンス・リスク」が浮上
4月から5月にかけて始まる企業決算を前に、投資家の懸念が「実体経済」へとシフトし始めています。
慎重な見通しへの警戒: 中東情勢やエネルギー高を背景に、企業が保守的な来期予想(ガイダンス)を示すリスクが意識され、上値の重さが鮮明となりました。
3. セクター別:エネルギー関連が売られ、輸送・倉庫が底堅い
昨日の「和平期待」で買われていた銘柄が、本日は一転して売られました。
急落: 石油・石炭、鉱業、非鉄金属といった資源関連が値下がり率上位。
逆行高: 海運、陸運、倉庫・運輸などの物流セクターは、混乱下での運賃高止まりやディフェンシブ性が意識され、数少ない値上がり業種となりました。
📊 主要指数の終値(2026年4月2日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 | 備考 |
| 日経平均株価 | 52463.27 | -1276.41 | -2.37% | 昨日の上げの約半分を消失 |
| TOPIX | 3611.67 | -59.23 | -1.61% | 33業種中30業種が下落 |
| グロース250指数 | 723.90 | -13.49 | -1.83% | 個人投資家心理も再び冷え込む |
| 売買代金 | 7.81兆円 | 乱高下に伴う巨額の出来高 |
🔍 本日の注目銘柄:スペースX報道とハイテクの苦境
🚀 躍進:
アステリア<3853.T>:プライム値上がり率2位。米スペースXの非公開IPO申請報道を受け、出資や関連ビジネスへの期待から物色されました。
📉 下落:
ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロン:指数寄与度の高いハイテク・値嵩株が軒並み数%下落し、日経平均を押し下げました。
フジクラ、村田製作所:電子部品・インフラ関連も調整局面へ。
📅 明日(4月3日)の焦点:週末の「雇用統計」とリスク回避
米3月雇用統計(明晩発表):
今週最大の経済指標。景気後退(リセッション)の兆候が見えるか、あるいはインフレ圧力が依然として強いか。この結果が週末の米株市場、そして週明けの東京市場の方向性を決めます。
週末のヘッジ売り:
トランプ演説で「不透明感」が残ったため、土日の地政学的な急変を警戒した持ち高調整(キャッシュ化)の売りが出やすい地合いです。
原油価格 95ドルの攻防:
原油が再び100ドルを目指すのか、90ドル台で踏みとどまるか。日本株が「5万2000円」の支持線を守れるかの分水嶺となります。
📈 4月3日 東京株式市場:日経平均反発、5.3万円台。ホルムズ海峡の「通行料徴収」報道で物流正常化へ期待
[東京 3日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比660円22銭高の5万3123円49銭で取引を終えました。
昨日のトランプ演説後の失望売り(1276円安)の反動に加え、エネルギー輸送の急所であるホルムズ海峡において、イラン側が「通行料」を徴収する形で船舶の通航を容認し始めたとの報道が伝わりました。「完全封鎖」から「実利を伴う開放」への変化と受け止められ、物流混乱の緩和を期待した買いが優勢となりました。
💡 相場の支えとなった「ホルムズ海峡」の新展開
1. 「1バレル=1ドル」の通行料で通航再開か
ブルームバーグ等の報道によると、イランの革命防衛隊が海峡を通航するタンカーに対し、原油1バレル当たり1ドル程度の通行料を要求していることが明らかになりました。
市場の解釈: 通行料の支払いはコスト増ではあるものの、物理的な封鎖や攻撃のリスクが低下し、エネルギー輸送が「計算可能なリスク」へと移行したことがポジティブに評価されました。
運用: 友好国には優遇措置、敵対国には厳格な条件を課す「5段階の友好度」による運用も取りざたされており、実際に通航量は増加傾向にあると報じられています。
2. 自律反発とハイテク株の買い戻し
昨日の大幅安で値ごろ感が強まったハイテク株に買い戻しが入りました。
銘柄: アドバンテストや東京エレクトロンが堅調に推移。また、データセンター向け電力インフラ需要が改めて意識されたフジクラ(7%超高)や、独自の材料で買われた太陽誘電(11%超高)などが指数を牽引しました。
3. 週末の「米雇用統計」を控えた様子見
今夜(日本時間21:30)の米3月雇用統計の発表、および欧米市場の**グッドフライデー(聖金曜日)**による休場を前に、後場は積極的な売買が控えられ、5万3100円近辺での小動きが続きました。
📊 主要指数の終値(2026年4月3日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 | 備考 |
| 日経平均株価 | 53123.49 | +660.22 | +1.26% | 5.3万円台を奪還 |
| TOPIX | 3645.19 | +33.52 | +0.93% | 33業種中32業種が上昇 |
| グロース250指数 | 733.16 | +9.26 | +1.28% | 新興市場も反発 |
| 売買代金 | 5.13兆円 | 週末の重要指標を前に商いは抑制 |
🔍 本日の注目銘柄:急騰したインフラ・電子部品株
🚀 爆騰:
ARCHION<543A.T>:12%超高。次世代インフラ関連の新星として、材料視された資金が集中。
太陽誘電<6976.T>:積層セラミックコンデンサ(MLCC)の需要回復期待から11%超の大幅高。
フジクラ<5803.T>:電力網更新のニュースを背景に、再び動意づきました。
📉 下落:
中外製薬、ニトリHD:ディフェンシブ株や円安デメリット株から、景気敏感株への資金シフト(リテーション)の煽りを受け軟調。
📅 来週(4月6日〜)の焦点:雇用統計後の米金利と「通行料」の実効性
今夜の米雇用統計の結果:
非農業部門雇用者数が前回の減少(9万人減)から回復しているか。景気後退懸念を打ち消す内容であれば、週明けの東京市場はさらなる上値を追う展開が期待できます。
ホルムズ海峡の「通行料システム」の定着:
実際に日本のタンカーがこのシステムを利用し、安全に通航できる実証が進むか。原油価格が100ドルを割り込むかどうかの鍵を握ります。
イースター明けの海外資金流入:
欧米市場が連休明けとなる週半ば以降、新年度(4月)の本格的な海外マネーが日本株へ流入するかが焦点です。
🗓️ 4月6日週 市場展望:トランプ氏の「猶予期限」と小売決算。5.3万円維持か、5万円試すか
来週(4月6日〜10日)の東京株式市場は、中東情勢の緊迫化が最終局面(クライマックス)を迎える可能性があり、極めて神経質な展開が予想されます。
日経平均の予想レンジは5万0000円 ― 5万3500円。トランプ米大統領が提示したエネルギー施設への「攻撃猶予」の期限が週明けの4月6日に迫っており、その後の軍事行動の有無がマーケットの命運を握ります。
🏛️ 来週の「3大注目ポイント」
1. 4月6日:トランプ氏の「10日間猶予」期限
トランプ氏が設定した猶予期限がいよいよ到来します。
懸念: トランプ氏は1日の演説で「イランを石器時代に戻す」と強気な発言をしており、期限後の攻撃激化が現実味を帯びています。
原油価格: すでに100ドルを突破したWTI先物がさらに急騰すれば、日本株には強烈な下押し圧力がかかり、心理的節目の5万円を試す展開も想定されます。
2. 小売主力の決算ラッシュ:ファストリ、セブン&アイ
地政学リスクが上値を抑える一方で、国内では重要企業の決算発表が相次ぎます。
4月9日(木)予定: ファーストリテイリング<9983.T>
その他: セブン&アイ、良品計画、サイゼリヤなど。
焦点: 個人消費の底堅さやインフレ下の価格転嫁状況が好感されれば、地政学リスクで売り込まれた指数を支える「下支え役」としての期待がかかります。
3. 米3月消費者物価指数(CPI):4月10日発表
週末には米国のCPIが発表されます。
焦点: 原油高が米国内の物価をどの程度押し上げているか。予想を上回るインフレが確認されれば、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待がさらに後退し、為替(円安・ドル高)とハイテク株にさらなる波乱を呼ぶ可能性があります。
📊 来週(4月6日〜10日)の主要スケジュール
| 日付 | 🇯🇵 日本(指標・イベント) | 🇺🇸 米国・海外(指標・イベント) |
| 4/6 (月) | トランプ氏の攻撃猶予期限 | – |
| 4/7 (火) | 2月家計調査 | – |
| 4/8 (水) | 3月景気ウォッチャー調査 | – |
| 4/9 (木) | ファーストリテイリング決算 | – |
| 4/10 (金) | セブン&アイ、良品計画決算 | 3月米消費者物価指数 (CPI) |
🔍 投資戦略:防御を固めつつ「業績」に注目
📉 下値の警戒: 6日以降のヘッドライン次第では、パニック的な売りが再燃するリスクがあります。特に**製造業(自動車など)**は、原油高による利益圧迫(EPSの成長鈍化)が懸念されるため、慎重な姿勢が求められます。
🛡️ 内需・小売株の選別: 全体相場が崩れる局面でも、好決算を出した小売銘柄には資金が避難する傾向があります。特に週後半の小売決算が、暗い地合いの中での唯一の光となる可能性があります。
⚠️ 原油 110ドルの壁: WTI先物が110ドルを超えて定着すると、スタグフレーション(景気後退とインフレの併発)への懸念が一段と強まるため、エネルギー価格のリアルタイムな動きから目が離せません。
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