東京ロイター
しっかり、日米決算が支え 選挙控え次第にもみ合い=今週の東京株式市場
2026年2月。いよいよ日本市場にとって「決算」と「総選挙」のダブルイベントが最高潮に達する一週間が始まります。
本日発表された日銀・金融政策決定会合の「主な意見」では、委員から「利上げの継続的な検討」を支持する声が漏れ聞こえる一方、次期FRB議長に指名されたケビン・ウォーシュ氏がもたらした**「155円台の円安」**が、輸出株にとって強力な追い風となるねじれ現象が起きています。
今週の戦略的ポイントを整理しました。
INDEX
📅 2月第1週:日米「決算ラッシュ」カレンダー
今週は日米ともに、相場全体のトレンドを決定づける超重要決算が目白押しです。
| 日付 | 🇯🇵 国内注目決算(主要企業) | 🇺🇸 米国注目決算(ビッグテック等) |
| 2/2 (月) | みずほFG<8411>、村田製作所、TDK | – |
| 2/3 (火) | 国内ユニクロ(月次)、任天堂<7974> | アルファベット(GOOGL) |
| 2/4 (水) | 三菱UFJ FG<8306>、三菱重工業、丸紅 | – |
| 2/5 (木) | NTT、ソニーG、日本製鉄、三菱商事 | アマゾン(AMZN) |
| 2/6 (金) | トヨタ自動車<7203>、東京エレクトロン、伊藤忠 | 米1月雇用統計 |
🗳️ 2月8日投開票:衆院選「最終盤」のシナリオ
明日以降、各メディアから**「中盤・終盤情勢」**が次々と報じられます。
メインシナリオ(自民・維新で過半数):
情勢調査で「与党優勢」が揺るがなければ、高市政権の**「積極財政・消費税減税(食料品)」**が継続されるとの確信から、週後半も押し目買いが続きます。
リスクシナリオ(接戦・過半数割れ懸念):
立憲・公明の「中道改革連合」が猛追し、自公維での過半数維持に黄色信号が灯れば、解散以降の上げ幅を一気に吐き出す「選挙後の急落」を警戒した売りが出やすくなります。
💡 投資パートナーとしての今週の「戦術」
「ハイテク」は米ビッグテックのガイダンス待ち
アルファベットやアマゾンが、AI投資の収益化について「さらに加速させる」との強いメッセージを出せば、東京エレクトロンやアドバンテストが再び最高値へと跳ね上がります。
「金融株」はみずほ・三菱UFJの結果で判断
円安・金利上昇の恩恵を最も受けるのはメガバンクです。本日のみずほFGの決算発表(3Q累計で経常利益1.25兆円と絶好調)は、週後半の三菱UFJへの期待値を一段と高めています。
「トヨタ」は155円の円安を追い風にできるか
6日の決算。為替前提を「1ドル150円」付近からどこまで引き上げるか、また「トランプ関税」への具体的な対応策が語られるかが、日本株全体の雰囲気を左右します。
📉 2月2日 東京株式市場:日経平均、最高値目前から一転「安値引け」の急落
[東京 2日 ロイター] – 週明けの東京株式市場で日経平均株価は続落し、前営業日比667円67銭安の5万2655円18銭で取引を終えました。
朝方は、週末の情勢調査で「自民党が単独過半数を大きく上回る勢い」と報じられたことを好感し、一時924円高の5万4247円まで暴騰。史上最高値まであと一歩のところまで迫りました。しかし、節目の5万4000円台では達成感による利益確定売りが噴出。後場には米株先物の下落も加わり、一転して本日の安値で引けるという、非常に荒い値動きとなりました。
💡 本日の重要トピックと市場の反応
1. 衆院選「中盤情勢」:自民・維新で300議席超の勢い
朝日新聞の調査により、高市政権の安定に対する期待から、寄り付き直後は「高市トレード」が再点火しました。
背景: 積極財政を掲げる自民党と維新の連携が盤石との見方が、海外投資家の買いを誘いました。
失速の理由: 期待感が先行しすぎたことへの警戒と、8日の投開票を前に「材料出尽くし」を懸念した利益確定売りが上値を抑えました。
2. 「ウォーシュFRB議長」指名:155円台の円安が下支え
トランプ米大統領が次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏を指名。
人物像: バランスシート縮小(引き締め)に前向きとされ、市場は「ドル高・金利高」を意識。
影響: 為替は一時1ドル=155円台へと円安が進行し、トヨタ自動車など輸出株の支えとなりましたが、同時に米金利上昇によるハイテク株への逆風も意識されました。
3. 個別銘柄の明暗:決算後の「出尽くし」売りが鮮明
🚀 堅調: ANA HD<9202.T>(中国の渡航自粛懸念が緩和)、エンプラス<6961.T>(上方修正でストップ高)。
📉 軟調: レーザーテック<6920.T>やアドバンテスト<6857.T>。好決算や上方修正を発表したものの、事前の期待値が高すぎたことから「材料出尽くし」として激しく売られました。
📊 主要指数の終値(2026年2月2日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
| 日経平均 | 52655.18 | -667.67 | -1.25% |
| TOPIX | 3536.13 | -30.19 | -0.85% |
| グロース250指数 | 705.26 | -3.18 | -0.45% |
| 東証売買代金(億円) | 80588.66 | 驚異の8兆円超え |
🏛️ 【速報】みずほFGが決算発表:3Q累計で経常利益1.2兆円超
本日大引け後、メガバンクの先陣を切ってみずほフィナンシャルグループ<8411.T>が決算を発表しました。
内容: 26年3月期第3四半期の連結経常利益は1兆2500億円規模と極めて好調。
還元: 堅調な業績を背景に、さらなる増配や自社株買いへの期待が明日以降の銀行セクター全体の支援材料となりそうです。
📅 明日(2月3日)の焦点:任天堂決算と「5万2000円」の攻防
明日は、本日の「安値引け」を受けての自律反発があるかが焦点です。
任天堂<7974>の決算発表:
スイッチ後継機の情報や、今期の着地見通しが注目されます。
米アルファベット(GOOGL)決算:
日本時間3日早朝に発表。AI広告やクラウドの伸びが示されれば、本日売られた日本のハイテク株への買い戻し材料となります。
国内ユニクロ(月次):
ファーストリテイリングの株価を通じて、指数全体への影響が注目されます。
🚀 2月3日 東京株式市場:日経平均2000円超の大爆発!史上最高値を塗り替え「5万4700円」台へ
[東京 3日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに猛烈な反発を見せ、前営業日比2065円48銭高の5万4720円66銭と、終値ベースで史上最高値を約3週間ぶりに更新しました。
昨日の「安値引け」による悲観ムードを吹き飛ばす、文字通りの「歴史的な一日」となりました。衆院選での与党優勢を受けた海外勢の先回り買い、米ビッグテックの好決算、そして「155円台の円安」という三拍子が揃い、日本株に空前の資金が流入しました。
💡 市場を熱狂させた「4つの起爆剤」
1. アルファベット(GOOGL)決算が「AI収益化」を証明
日本時間早朝に発表された米アルファベット(Google親会社)の決算が、ハイテク株の懸念を払拭しました。
内容: 売上高が市場予想を上回る882.7億ドルを記録。特にクラウド事業が前年比35%増と爆発的に成長。
波及: 「AI投資は無駄ではない」との確信が広がり、本日、アドバンテスト<6857.T>が7%超高、東京エレクトロン<8035.T>も急騰しました。
2. 任天堂(7974)の「Switch 2」期待が再点火
本日発表の第3四半期決算では、次世代機への移行期ながら純利益が前年同期比51.3%増と驚異的な数字を叩き出しました。
サプライズ: 既存のSwitch向けソフトも想定以上に健闘しており、潤沢なキャッシュを背景とした次世代機「Switch 2」のローンチに向けた期待が株価を押し上げました。
3. みずほFG(8411)が「自社株買い枠拡大」の追い風
昨日発表されたみずほフィナンシャルグループの決算内容が、本日改めて評価されました。
株主還元: 自己株式取得枠を従来の2000億円から3000億円へ拡大。銀行株セクター全体に「高還元相場」への期待を波及させました。
4. 衆院選「終盤情勢」:自民・維新で300議席超の勢い
投開票(8日)を前に、メディア各社が「与党圧勝」の可能性を連日報道。
海外勢の動き: 政権基盤の安定と、高市首相が掲げる**「戦略17分野への投資」**が加速するとの読みから、海外の短期筋が先物へ巨額の買いを入れ、指数を1日で2000円押し上げる原動力となりました。
📊 主要指数の終値(2026年2月3日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 備考 |
| 日経平均 | 54720.66 | +2065.48 | 史上最高値を更新 |
| TOPIX | 3645.84 | +109.71 | 大幅続伸 |
| グロース250指数 | 715.44 | +10.18 | 反発 |
| 売買代金 | 7.57兆円 | 引き続き超活況 |
🔍 個別銘柄の明暗:決算が分けた天国と地獄
🚀 爆騰: 住友電気工業<5802.T>(+12%超)、TDK<6762.T>(+11%超)。AIデータセンターやEV向け部材の好調がサプライズとなりました。
📉 急落: ヤマトHD<9064.T>(-7%)、ヤマハ発動機<7272.T>(-10%超)。下方修正や物流コスト増、減配発表が嫌気されました。
📅 明日(2月4日)の焦点:三菱UFJ決算と「5万5000円」の壁
史上最高値を突破した今、市場の視線は「どこまで上がるか」に移っています。
三菱UFJ FG<8306>の決算:
メガバンクの本命が登場。みずほの好結果を受け、さらなる増配や自社株買いが出るかどうかが、TOPIXをさらに押し上げる鍵となります。
三菱重工業<7011>の決算:
「高市17分野」の筆頭。防衛・宇宙・核融合といった将来の成長シナリオがどこまで数字として語られるか注目です。
米アルファベット後の株価反応:
今夜の米国市場でアルファベット株が一段高となれば、明朝の東京市場でも半導体株の「追撃買い」が止まらない可能性があります。
R8.2.4 東京株式市場・大引け=
R8.2.5 東京株式市場・大引け=
R8.2.6 東京株式市場・大引け=
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