東京ロイター
しっかり、日米決算が支え 選挙控え次第にもみ合い=今週の東京株式市場
2026年2月。いよいよ日本市場にとって「決算」と「総選挙」のダブルイベントが最高潮に達する一週間が始まります。
本日発表された日銀・金融政策決定会合の「主な意見」では、委員から「利上げの継続的な検討」を支持する声が漏れ聞こえる一方、次期FRB議長に指名されたケビン・ウォーシュ氏がもたらした**「155円台の円安」**が、輸出株にとって強力な追い風となるねじれ現象が起きています。
今週の戦略的ポイントを整理しました。
INDEX
- 1 📅 2月第1週:日米「決算ラッシュ」カレンダー
- 2 🗳️ 2月8日投開票:衆院選「最終盤」のシナリオ
- 3 💡 投資パートナーとしての今週の「戦術」
- 4 💡 本日の重要トピックと市場の反応
- 5 📊 主要指数の終値(2026年2月2日)
- 6 🏛️ 【速報】みずほFGが決算発表:3Q累計で経常利益1.2兆円超
- 7 📅 明日(2月3日)の焦点:任天堂決算と「5万2000円」の攻防
- 8 💡 市場を熱狂させた「4つの起爆剤」
- 9 📊 主要指数の終値(2026年2月3日)
- 10 🔍 個別銘柄の明暗:決算が分けた天国と地獄
- 11 📅 明日(2月4日)の焦点:三菱UFJ決算と「5万5000円」の壁
- 12 💡 本日の重要トピックと市場の反応
- 13 📊 主要指数の終値(2026年2月4日)
- 14 🔍 注目銘柄の動き
- 15 📅 明日(2月5日)の焦点:ソニーG決算と「米アマゾン」
- 16 💡 市場を冷やした3つの要因
- 17 📊 主要指数の終値(2026年2月5日)
- 18 🔍 本日の注目銘柄・決算速報
- 19 📅 明日(2月6日)の焦点:トヨタ決算と「米雇用統計」
- 20 💡 相場の潮目を変えた3つのニュース
- 21 📊 主要指数の終値(2026年2月6日)
- 22 📅 今夜の焦点:米1月雇用統計と「為替の行方」
- 23 🏁 週明けの展望:歴史的な「総選挙・月曜日」へ
📅 2月第1週:日米「決算ラッシュ」カレンダー
今週は日米ともに、相場全体のトレンドを決定づける超重要決算が目白押しです。
| 日付 | 🇯🇵 国内注目決算(主要企業) | 🇺🇸 米国注目決算(ビッグテック等) |
| 2/2 (月) | みずほFG<8411>、村田製作所、TDK | – |
| 2/3 (火) | 国内ユニクロ(月次)、任天堂<7974> | アルファベット(GOOGL) |
| 2/4 (水) | 三菱UFJ FG<8306>、三菱重工業、丸紅 | – |
| 2/5 (木) | NTT、ソニーG、日本製鉄、三菱商事 | アマゾン(AMZN) |
| 2/6 (金) | トヨタ自動車<7203>、東京エレクトロン、伊藤忠 | 米1月雇用統計 |
🗳️ 2月8日投開票:衆院選「最終盤」のシナリオ
明日以降、各メディアから**「中盤・終盤情勢」**が次々と報じられます。
メインシナリオ(自民・維新で過半数):
情勢調査で「与党優勢」が揺るがなければ、高市政権の**「積極財政・消費税減税(食料品)」**が継続されるとの確信から、週後半も押し目買いが続きます。
リスクシナリオ(接戦・過半数割れ懸念):
立憲・公明の「中道改革連合」が猛追し、自公維での過半数維持に黄色信号が灯れば、解散以降の上げ幅を一気に吐き出す「選挙後の急落」を警戒した売りが出やすくなります。
💡 投資パートナーとしての今週の「戦術」
「ハイテク」は米ビッグテックのガイダンス待ち
アルファベットやアマゾンが、AI投資の収益化について「さらに加速させる」との強いメッセージを出せば、東京エレクトロンやアドバンテストが再び最高値へと跳ね上がります。
「金融株」はみずほ・三菱UFJの結果で判断
円安・金利上昇の恩恵を最も受けるのはメガバンクです。本日のみずほFGの決算発表(3Q累計で経常利益1.25兆円と絶好調)は、週後半の三菱UFJへの期待値を一段と高めています。
「トヨタ」は155円の円安を追い風にできるか
6日の決算。為替前提を「1ドル150円」付近からどこまで引き上げるか、また「トランプ関税」への具体的な対応策が語られるかが、日本株全体の雰囲気を左右します。
📉 2月2日 東京株式市場:日経平均、最高値目前から一転「安値引け」の急落
[東京 2日 ロイター] – 週明けの東京株式市場で日経平均株価は続落し、前営業日比667円67銭安の5万2655円18銭で取引を終えました。
朝方は、週末の情勢調査で「自民党が単独過半数を大きく上回る勢い」と報じられたことを好感し、一時924円高の5万4247円まで暴騰。史上最高値まであと一歩のところまで迫りました。しかし、節目の5万4000円台では達成感による利益確定売りが噴出。後場には米株先物の下落も加わり、一転して本日の安値で引けるという、非常に荒い値動きとなりました。
💡 本日の重要トピックと市場の反応
1. 衆院選「中盤情勢」:自民・維新で300議席超の勢い
朝日新聞の調査により、高市政権の安定に対する期待から、寄り付き直後は「高市トレード」が再点火しました。
背景: 積極財政を掲げる自民党と維新の連携が盤石との見方が、海外投資家の買いを誘いました。
失速の理由: 期待感が先行しすぎたことへの警戒と、8日の投開票を前に「材料出尽くし」を懸念した利益確定売りが上値を抑えました。
2. 「ウォーシュFRB議長」指名:155円台の円安が下支え
トランプ米大統領が次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏を指名。
人物像: バランスシート縮小(引き締め)に前向きとされ、市場は「ドル高・金利高」を意識。
影響: 為替は一時1ドル=155円台へと円安が進行し、トヨタ自動車など輸出株の支えとなりましたが、同時に米金利上昇によるハイテク株への逆風も意識されました。
3. 個別銘柄の明暗:決算後の「出尽くし」売りが鮮明
🚀 堅調: ANA HD<9202.T>(中国の渡航自粛懸念が緩和)、エンプラス<6961.T>(上方修正でストップ高)。
📉 軟調: レーザーテック<6920.T>やアドバンテスト<6857.T>。好決算や上方修正を発表したものの、事前の期待値が高すぎたことから「材料出尽くし」として激しく売られました。
📊 主要指数の終値(2026年2月2日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
| 日経平均 | 52655.18 | -667.67 | -1.25% |
| TOPIX | 3536.13 | -30.19 | -0.85% |
| グロース250指数 | 705.26 | -3.18 | -0.45% |
| 東証売買代金(億円) | 80588.66 | 驚異の8兆円超え |
🏛️ 【速報】みずほFGが決算発表:3Q累計で経常利益1.2兆円超
本日大引け後、メガバンクの先陣を切ってみずほフィナンシャルグループ<8411.T>が決算を発表しました。
内容: 26年3月期第3四半期の連結経常利益は1兆2500億円規模と極めて好調。
還元: 堅調な業績を背景に、さらなる増配や自社株買いへの期待が明日以降の銀行セクター全体の支援材料となりそうです。
📅 明日(2月3日)の焦点:任天堂決算と「5万2000円」の攻防
明日は、本日の「安値引け」を受けての自律反発があるかが焦点です。
任天堂<7974>の決算発表:
スイッチ後継機の情報や、今期の着地見通しが注目されます。
米アルファベット(GOOGL)決算:
日本時間3日早朝に発表。AI広告やクラウドの伸びが示されれば、本日売られた日本のハイテク株への買い戻し材料となります。
国内ユニクロ(月次):
ファーストリテイリングの株価を通じて、指数全体への影響が注目されます。
🚀 2月3日 東京株式市場:日経平均2000円超の大爆発!史上最高値を塗り替え「5万4700円」台へ
[東京 3日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに猛烈な反発を見せ、前営業日比2065円48銭高の5万4720円66銭と、終値ベースで史上最高値を約3週間ぶりに更新しました。
昨日の「安値引け」による悲観ムードを吹き飛ばす、文字通りの「歴史的な一日」となりました。衆院選での与党優勢を受けた海外勢の先回り買い、米ビッグテックの好決算、そして「155円台の円安」という三拍子が揃い、日本株に空前の資金が流入しました。
💡 市場を熱狂させた「4つの起爆剤」
1. アルファベット(GOOGL)決算が「AI収益化」を証明
日本時間早朝に発表された米アルファベット(Google親会社)の決算が、ハイテク株の懸念を払拭しました。
内容: 売上高が市場予想を上回る882.7億ドルを記録。特にクラウド事業が前年比35%増と爆発的に成長。
波及: 「AI投資は無駄ではない」との確信が広がり、本日、アドバンテスト<6857.T>が7%超高、東京エレクトロン<8035.T>も急騰しました。
2. 任天堂(7974)の「Switch 2」期待が再点火
本日発表の第3四半期決算では、次世代機への移行期ながら純利益が前年同期比51.3%増と驚異的な数字を叩き出しました。
サプライズ: 既存のSwitch向けソフトも想定以上に健闘しており、潤沢なキャッシュを背景とした次世代機「Switch 2」のローンチに向けた期待が株価を押し上げました。
3. みずほFG(8411)が「自社株買い枠拡大」の追い風
昨日発表されたみずほフィナンシャルグループの決算内容が、本日改めて評価されました。
株主還元: 自己株式取得枠を従来の2000億円から3000億円へ拡大。銀行株セクター全体に「高還元相場」への期待を波及させました。
4. 衆院選「終盤情勢」:自民・維新で300議席超の勢い
投開票(8日)を前に、メディア各社が「与党圧勝」の可能性を連日報道。
海外勢の動き: 政権基盤の安定と、高市首相が掲げる**「戦略17分野への投資」**が加速するとの読みから、海外の短期筋が先物へ巨額の買いを入れ、指数を1日で2000円押し上げる原動力となりました。
📊 主要指数の終値(2026年2月3日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 備考 |
| 日経平均 | 54720.66 | +2065.48 | 史上最高値を更新 |
| TOPIX | 3645.84 | +109.71 | 大幅続伸 |
| グロース250指数 | 715.44 | +10.18 | 反発 |
| 売買代金 | 7.57兆円 | 引き続き超活況 |
🔍 個別銘柄の明暗:決算が分けた天国と地獄
🚀 爆騰: 住友電気工業<5802.T>(+12%超)、TDK<6762.T>(+11%超)。AIデータセンターやEV向け部材の好調がサプライズとなりました。
📉 急落: ヤマトHD<9064.T>(-7%)、ヤマハ発動機<7272.T>(-10%超)。下方修正や物流コスト増、減配発表が嫌気されました。
📅 明日(2月4日)の焦点:三菱UFJ決算と「5万5000円」の壁
史上最高値を突破した今、市場の視線は「どこまで上がるか」に移っています。
三菱UFJ FG<8306>の決算:
メガバンクの本命が登場。みずほの好結果を受け、さらなる増配や自社株買いが出るかどうかが、TOPIXをさらに押し上げる鍵となります。
三菱重工業<7011>の決算:
「高市17分野」の筆頭。防衛・宇宙・核融合といった将来の成長シナリオがどこまで数字として語られるか注目です。
米アルファベット後の株価反応:
今夜の米国市場でアルファベット株が一段高となれば、明朝の東京市場でも半導体株の「追撃買い」が止まらない可能性があります。
📉 2月4日 東京株式市場:日経平均、最高値から一転「利益確定売り」に押されるもTOPIXは続伸
[東京 4日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は反発後の反落となり、前営業日比427円30銭安の5万4293円36銭で取引を終えました。
昨日の歴史的な2000円超の上昇を受け、本日は寄り付きから利益確定の売りが先行。一時は755円安(5万3965円)まで押し込まれる場面もありましたが、後場にかけては円安進行を支えに下げ渋りました。一方で、銀行株やインフラ関連などのバリュー株には買いが入り、TOPIXは史上最高値を更新するなど、相場の底堅さも光りました。
💡 本日の重要トピックと市場の反応
1. 三菱UFJ FG<8306>が「3期連続最高益」へ一段の自信
本日大引け後(16:00)、メガバンクの本命三菱UFJフィナンシャル・グループが第3四半期決算を発表しました。
実績: 純利益が3Q累計で1兆7000億円規模(前年同期比約30%増)と爆発的に伸長。
要因: 国内金利の上昇による利ざや改善に加え、海外貸出の好調、さらに円安による為替換算益が寄与しました。
還元: すでに中間決算で発表済みの2500億円規模の自社株買いに加え、本日も株主還元への強い姿勢を維持。明日の銀行セクターを牽引する材料となりそうです。
2. 任天堂(7974)が10%超の急落:期待先行の反動
昨日好決算を発表した任天堂ですが、本日は一転して10%超の下落となりました。
背景: 第3四半期までの業績は堅調だったものの、市場が期待していた「Switch後継機」に関する具体的な発売時期やスペックの発表がなかったことが、失望売りに繋がりました。「材料出尽くし」の典型的な動きとなっています。
3. 「高市銘柄」の筆頭、三菱重工業(7011)が年初来高値
本日発表された三菱重工業の決算。
内容: 防衛事業の受注残高が過去最高を更新し、ガスタービンや原子力関連の引き合いも旺盛。
評価: 週末の衆院選で「与党優勢」が伝わる中、国策銘柄としての安心感から資金が流入。日経平均が下落する中で、逆行高を見せました。
📊 主要指数の終値(2026年2月4日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 備考 |
| 日経平均 | 54293.36 | -427.30 | 5万4000円台はキープ |
| TOPIX | 3655.58 | +9.74 | 史上最高値を連日更新 |
| グロース250指数 | 710.08 | -5.36 | 小幅反落 |
| 東証売買代金(億円) | 85794.21 | 驚異の8.5兆円(2ヶ月ぶり高水準) |
🔍 注目銘柄の動き
🚀 堅調: 三菱重工業(決算好感)、フジクラ<5803.T>(AIインフラ需要)、トヨタ自動車<7203.T>(155円台の円安を好感)。
📉 軟調: アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>(米エヌビディア株安を受けた利益確定)。
📅 明日(2月5日)の焦点:ソニーG決算と「米アマゾン」
ソニーグループ<6758>・NTT<9432>決算:
ハイテク・エンタメ・通信の巨頭が登場。ソニーはゲーム事業の収益改善や、イメージセンサーの需要動向が、指数全体のリバウンドの鍵を握ります。
米アマゾン(AMZN)決算:
日本時間6日早朝に発表。クラウド事業(AWS)の伸びが加速していれば、本日売られた半導体株に再び「買い」の火が点きます。
衆院選「投開票3日前」:
メディアの最終情勢報道に敏感に反応する展開。自民党が単独過半数を確保できるかどうかの確度が高まれば、一段の上値追いも。
📉 2月5日 東京株式市場:日経平均、半導体安と「韓国ショック」で続落、TOPIXは最高値更新後に失速
[東京 5日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は続落し、前営業日比475円32銭安の5万3818円04銭で取引を終えました。昨日から続く世界的な半導体・SaaS関連株の売り(アンソロピック・ショック)が波及し、指数寄与度の高いハイテク銘柄が相場を押し下げました。
一方、TOPIXは取引時間中に史上最高値を更新する場面もありましたが、後場にかけてアジア市場の動揺に引きずられる形で小幅反落して引けました。
💡 市場を冷やした3つの要因
1. 「アンソロピック・ショック」の余波がメモリー株へ拡大
米AI新興の**アンソロピック(Anthropic)**が、法務やプログラミングなどの業務を自動化する高度なAIツールを発表。
衝撃: 「既存のSaaS(ソフトウェア・サービス)は不要になる」との懸念から、昨晩の米市場でセールスフォースやマイクロソフトが売られ、その流れが日本のソフトバンクグループ<9984.T>(-7%)やアドバンテスト<6857.T>(-4%超)を直撃しました。
メモリー調整: これまで急騰していたメモリー関連の需要に一服感が出るとの懸念から、世界的に半導体株の調整が鮮明となっています。
2. 韓国KOSPIが一時4%超安、アジア株への警戒感
後場、韓国の総合株価指数(KOSPI)が一時4%超の急落を見せました。
背景: 米国によるAI規制の強化や、韓国の主力であるメモリー半導体(サムスン電子等)への先行き不安がアジア市場全体の投資心理を悪化させ、日経平均の安値引けの一因となりました。
3. 157円台の円安も「株高」に繋がらず
ドル/円は一時1ドル=157円台まで円安が進みました。
皮肉: 通常なら輸出株への買い材料ですが、本日は「米金利上昇に伴うハイテク売り」の影響が勝り、円安による下支え効果は限定的でした。
📊 主要指数の終値(2026年2月5日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 備考 |
| 日経平均 | 53818.04 | -475.32 | 5万4000円を割り込む |
| TOPIX | 3652.41 | -3.17 | ザラ場最高値(3686.09)を更新 |
| グロース250指数 | 712.01 | +1.93 | 半導体外の資金流入で反発 |
| 売買代金 | 8.68兆円 | 極めて高い流動性を維持 |
🔍 本日の注目銘柄・決算速報
🚀 【光】ソニーG、三菱商事が「国策・実需」で逆行高
ソニーグループ<6758>(横ばい〜後場堅調): 昼休みに第3四半期決算を発表。今期純利益を1.13兆円(従来1.05兆円)に3度目の上方修正。自社株買い枠の拡大(1000億→1500億円)も発表し、地合いが悪い中で底堅さを見せました。
三菱商事<8058>(+6%超): 3Q累計の進捗率が8割を超えたことや、株主還元への期待から商社株の中で独歩高となりました。
📉 【影】半導体・SaaS関連が大幅調整
ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンの3銘柄だけで、日経平均を約615円押し下げました。
ローム<6963.T>(-9%超)、ダイキン工業<6367.T>(-7%超)も決算を受けて大きく売られました。
📅 明日(2月6日)の焦点:トヨタ決算と「米雇用統計」
明日は激動の一週間の締めくくりです。
トヨタ自動車<7203>の決算: 157円の円安を背景に、今期の着地見通しと「トランプ関税」への具体的な言及があるか。日本株全体の「格」が決まる最重要イベントです。
米1月雇用統計: 次期FRB議長ウォーシュ氏の指名後、初の雇用統計。内容次第では「160円」を試す円安加速か、あるいは急激な揺り戻しか、為替が激しく動くことが予想されます。
衆院選 投開票2日前: 週末の投開票に向けた最終情勢。自民・維新の連立安定への確信が持てる内容であれば、週明けの「選挙後爆騰」を狙った先回り買いも想定されます。
📈 2月6日 東京株式市場:日経平均、最高値圏へ急反発!トヨタ上方修正と「選挙後」への期待
[東京 6日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前営業日比435円64銭高の5万4253円68銭で今週の取引を終えました。朝方は米ハイテク安の流れを受け一時800円超安まで売り込まれましたが、後場にかけてトヨタ自動車の好決算や週末の衆院選への期待感から、一気にプラス圏へ浮上する「V字回復」を見せました。
TOPIXは終値で3699ポイントを付け、連日で史上最高値を更新。日本株の「稼ぐ力」と「政治の安定」への確信が、市場に再び戻っています。
💡 相場の潮目を変えた3つのニュース
1. トヨタ自動車<7203>、今期純利益を22%上方修正
後場14時に発表されたトヨタの決算が、沈んでいた市場のムードを一気に変えました。
内容: 26年3月期通期の純利益予想を、従来の2.9兆円から3兆5700億円に引き上げました。
背景: 150円台後半で推移する円安の恩恵に加え、ハイブリッド車(HEV)の世界的な需要増が利益を押し上げました。トランプ関税への懸念を跳ね返す力強い数字に、株価は急伸しました。
2. 衆院選投開票(8日)直前:「与党圧勝」のシナリオ
メディア各社の最終盤の情勢調査によると、自民党が単独過半数を確保し、維新と合わせた与党で300議席超に達する勢いが報じられています。
市場の反応: 「高市政権の安定」が確実視され、週明けの選挙結果判明後の「ご祝儀相場」を狙った海外勢の先回り買いが入りました。
3. 個別企業の「決算の明暗」が鮮明に
🚀 爆騰: 味の素<2802.T>(好決算で大幅高)、ソニーグループ<6758.T>(昨日の上方修正を改めて評価)。
📉 急落: SUBARU<7270.T>。対米輸出比率が高い同社は、関税影響の拡大を織り込み今期利益予想を下方修正。自動車セクター内でも「トヨタ・ホンダ」対「スバル・マツダ」の二極化が進んでいます。
📊 主要指数の終値(2026年2月6日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 備考 |
| 日経平均 | 54253.68 | +435.64 | 安値から1,300円幅のリバウンド |
| TOPIX | 3699.00 | +46.59 | 史上最高値を更新 |
| グロース250指数 | 710.62 | -1.39 | 小幅続落 |
| 東証売買代金(億円) | 81746.73 | 8兆円超えの超巨大商い |
📅 今夜の焦点:米1月雇用統計と「為替の行方」
今夜22:30、世界が注視する米1月雇用統計が発表されます。
予想: 非農業部門雇用者数は約6.5万人増と、AI代替論が囁かれる中で労働市場の減速が確認されるかが焦点です。
為替への影響: 内容次第では次期FRB議長ウォーシュ氏のスタンスと相まって、円安が160円を伺うのか、それとも巻き戻されるのか。週明けの日本株の「寄り付き」を決定づける数字となります。
🏁 週明けの展望:歴史的な「総選挙・月曜日」へ
8日(日)の投開票結果を受け、9日(月)は歴史的な値動きが予想されます。
与党大勝の場合: 政治リスクの払拭から、日経平均は5万5000円の壁を突き抜け、新たな高みへ向かう可能性があります。
リスク: もし予想に反して自民が苦戦し、与党過半数割れとなれば、強烈な「高市トレードの逆回転」が起きるため、厳重な警戒が必要です。
今週一週間、激動の相場本当にお疲れ様でした。
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