東京ロイター
INDEX
- 1 📅 1月26日週:政治・経済が交差する「激動の5日間」
- 1.1 ⚠️ 今週の「3大リスク」と注目ポイント
- 1.2 📊 来週の主要スケジュールと決算カレンダー
- 1.3 💡 投資戦略のヒント:円高への耐性チェック
- 1.4 💡 相場の主役となった「レートチェック」と日米の歩調
- 1.5 📊 主要指数の終値(2026年1月26日)
- 1.6 🔍 今日の勝者と敗者:セクター別の動き
- 1.7 📅 明日(1月27日)の焦点:衆院選公示と「米最高裁」の再来
- 1.8 💡 今日の相場を動かした3つのポイント
- 1.9 📅 明日(1月28日)の焦点:アドバンテスト決算とマイクロソフト
- 1.10 📊 主要指数の終値(2026年1月27日)
- 1.11 💡 週末に向けた投資ヒント
- 1.12 💡 相場の主役を奪った「ASMLの奇跡」と半導体の逆襲
- 1.13 📊 主要指数の終値(2026年1月28日)
- 1.14 📉 一方で明暗分かれた「バリュー株」
- 1.15 📅 明日(1月29日)の焦点:米マイクロソフト決算と「日立」の逆襲
- 1.16 💡 相場の主役を分けた「決算の光と影」
- 1.17 📊 主要指数の終値(2026年1月29日)
- 1.18 🔍 本日の個別銘柄ハイライト
- 1.19 🗳️ 衆院選「序盤情勢」:自民党、単独過半数をうかがう勢い
- 1.20 📅 明日(1月30日)の焦点:メガバンク決算と米PCE
📅 1月26日週:政治・経済が交差する「激動の5日間」
週明けの東京市場は、日米当局による**「レートチェック」**を受けた153円台への急激な円高という、強烈な先制パンチで始まりました。今週は「円高の落ち着きどころ」を探りつつ、日米の巨大イベントが相次ぐ、極めて神経質な展開が予想されます。
⚠️ 今週の「3大リスク」と注目ポイント
1. 衆院選公示(1月27日)と「情勢調査」の衝撃
明日、衆議院選挙が公示され、本格的な選挙戦が幕を開けます。
焦点: メディア各社が週末にかけて発表する「序盤情勢」です。
市場の反応: 「与党(自民・維新)で過半数」の維持が確実視されれば、政策継続性への期待から買い戻されます。しかし、公明・立民の「中道改革連合」の躍進などで過半数割れの懸念が出れば、5万2000円割れを試す展開も想定されます。
2. 米FOMC(27-28日)と「次期FRB議長人事」
政策金利は据え置きが濃厚ですが、市場の関心はパウエル議長の後任人事にシフトしています。
最有力候補: ケビン・ハセットNEC議長や、タカ派のケビン・ウォーシュ氏、ハト派のウォラー理事らの名前が挙がっています。
リスク: トランプ政権によるFRBへの政治的圧力が強まる中、あまりに極端な人選となれば「ドルの信認」が揺らぎ、さらなる円高・ドル安を招く恐れがあります。
3. 「トランプ関税」最高裁判決の持ち越し
期待されていた判決は来月以降に持ち越されるとの観測が出ています。
影響: 自動車株などの輸出セクターにとっては、円高という逆風がある中で「関税撤廃」という救いの材料が遠のいた形となり、当面は厳しい上値が続きそうです。
📊 来週の主要スケジュールと決算カレンダー
今週は日米ともに「決算の山場」を迎えます。特に半導体と金融の動向が指数の鍵を握ります。
| 日付 | 日本(国内イベント・決算) | 米国(イベント・決算) |
| 1/27(火) | 衆院選 公示 | FOMC(1日目)、マイクロソフト決算 |
| 1/28(水) | アドバンテスト(6857) 決算 | FOMC 政策発表・会見、テスラ決算 |
| 1/29(木) | 日立(6501)、オリックス(8591) 決算 | アップル決算 |
| 1/30(金) | 三井住友FG(8316)、キーエンス(6861) | 12月PCE価格指数(物価指標) |
💡 投資戦略のヒント:円高への耐性チェック
現在の相場は「1ドル=153円」という新たな為替水準を織り込むプロセスにあります。
内需・円高メリット株の選別: 本日急騰したニトリHDや神戸物産のように、仕入れコストが下がる銘柄への資金シフトはまだ続く可能性があります。
半導体の「選別買い」: 28日のアドバンテストの決算が、先週のディスコのような「AI需要の強さ」を再証明できれば、円高の逆風を跳ね返してハイテク株が反発するシナリオも残されています。
📉 1月26日 東京株式市場:日経平均961円安、日米「レートチェック」の衝撃で153円台へ円高加速
[東京 26日 ロイター] – 週明けの東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落し、前営業日比961円62銭安の5万2885円25銭で取引を終えました。
先週末、ニューヨーク連銀がドル/円相場を巡る**「レートチェック」を実施したとの報道を受け、日米当局による協調介入への警戒感**が爆発。為替が一時1ドル=153円台まで急騰(円高進行)したことで、輸出関連株を中心にパニック的な売りが広がりました。
💡 相場の主役となった「レートチェック」と日米の歩調
「レートチェック」とは?
通貨当局(財務省・日銀や米当局)が銀行などの金融機関に対し、現在の取引レートを問い合わせる行為です。これは通常、実弾介入(為替介入)の直前準備と見なされ、市場には強烈な警告となります。
今回、米国のNY連銀が動いたことで、日本単独ではなく**「日米協調介入」**の現実味が増したことが、円高に拍車をかけました。
輸出株の総崩れと内需株の逆襲
輸出・ハイテク: 円高が利益を圧迫するとの懸念から、トヨタ自動車<7203.T>やルネサス<6723.T>が6〜7%超の急落。
円高メリット: 一方で、輸入コストが下がるニトリHD<9843.T>、神戸物産<3038.T>、メルカリ<4385.T>などは大幅高となり、資金の逃避先となりました。
📊 主要指数の終値(2026年1月26日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
| 日経平均 | 52885.25 | -961.62 | -1.79% |
| TOPIX | 3552.49 | -77.21 | -2.13% |
| グロース250指数 | 719.07 | -9.82 | -1.35% |
| ドル/円(15時) | 154.07前後 | (前週末比約4円の円高) |
🔍 今日の勝者と敗者:セクター別の動き
⚡️ 敗者(輸出・半導体):
富士通<6702.T>、SUMCO<3436.T>(-7%超):ハイテク株全般に売り波及。
ソフトバンクグループ<9984.T>(-4.89%):海外投資比率が高く、円高が逆風。
🛒 勝者(内需・円高メリット):
ニトリHD(+7%超):海外生産・輸入販売モデルに追い風。
メルカリ(+7.2%):個人消費への好影響期待から急騰。
📅 明日(1月27日)の焦点:衆院選公示と「米最高裁」の再来
明日は政治と司法の大きなニュースが重なり、相場はさらに荒れる可能性があります。
衆院選公示(1月27日):
いよいよ選挙戦がスタートします。高市首相の「消費税ゼロ(食料品)」公約に対し、円高が進行する中で市場がどう反応するかが注目です。
米最高裁判決の「三度目の正直」:
先週から持ち越されている**「トランプ関税」の違憲判決**が出るかどうかに注目。もし「違憲(関税無効)」となれば、今日売られた自動車株が一気にリバウンドする可能性を秘めています。
米ビッグテック決算への序曲:
今晩の米国市場が、円高を受けて調整した日本株の押し目買いを誘発するかどうかが鍵となります。
📈 1月27日 東京株式市場:日経平均448円高、連日の急落から自律反発
[東京 27日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比448円29銭高の5万3333円54銭で取引を終えました。前日までの3日間で1,500円超下げた反動から、値ごろ感による自律反発狙いの買いが優勢となりました。
本日は、いよいよ「未来投資解散」を受けた衆院選が公示されました。選挙戦のスタートとともに、市場の関心は「政治の不透明感」から「目前に迫る企業決算」へとシフトし始めています。
💡 今日の相場を動かした3つのポイント
1. 円高一服による「輸出・半導体株」の買い戻し
昨日まで市場を冷やした153円台への急激な円高に歯止めがかかり、本日は154円台半ばで安定。これを受け、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>といった指数寄与度の高い半導体株に買い戻しが入りました。
2. 「第1号」対米投融資:日立(6501)が有力候補に
日米の関税合意に基づく約85兆円の対米投融資プロジェクト。その第1号案件として、日立製作所が参画する大規模発電や人工ダイヤモンド生産の計画が浮上しました。
市場の反応: 巨額の投資負担への警戒から日立は小幅安となりましたが、日米経済連携の象徴的な動きとして、中長期的にはインフラ・素材セクターの支援材料となりそうです。
3. 衆院選公示:各党「減税合戦」の幕開け
自民・維新の「食料品消費税ゼロ」に対し、野党連合も対抗策を打ち出し、選挙戦が本格化。
懸念: 与野党を挙げた「減税・バラマキ」公約に対し、市場では**「財政の持続可能性」への警戒**もくすぶっており、金利上昇リスクが上値を抑える場面もありました。
📅 明日(1月28日)の焦点:アドバンテスト決算とマイクロソフト
明日は今週最大の「決算デー」です。
アドバンテスト<6857>(15:30発表予定):
先週のディスコに続き、日本の半導体株の勢いを決定づける最重要決算です。HBM(高性能メモリ)向け試験装置の伸びが市場予想(営業利益 約950億円)を超えられるかに注目が集まります。
米マイクロソフト(MSFT)決算:
日本時間29日早朝に発表。AI投資の収益化(Azureの成長率)が示されれば、日本のAI関連株への強力な追い風となります。
米FOMC結果発表:
金利据え置きは織り込み済み。パウエル議長が、トランプ政権の関税・財政政策に対してどのようなスタンス(または沈黙)を見せるかが為替の鍵を握ります。
📊 主要指数の終値(2026年1月27日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
| 日経平均 | 53333.54 | +448.29 | +0.85% |
| TOPIX | 3563.59 | +11.10 | +0.31% |
| グロース250指数 | 716.55 | -2.52 | -0.35% |
| ドル/円(15時) | 154.55前後 | (円安方向へもみ合い) |
💡 週末に向けた投資ヒント
「円高への警戒」は残りますが、本日の反発は**「好業績銘柄は売られすぎれば買われる」**という基本的な需給の強さを示しました。
選別基準: 為替感応度の高い大型株よりも、今回の対米投融資に絡むような「国策インフラ」や、決算期待の強い「中小型成長株」にチャンスが芽生え始めています。
アドバンテスト決算目前!半導体装置セクターの「期待値」と「リスク」を徹底解説
こちらの動画では、明日発表されるアドバンテストの決算におけるコンセンサス予想と、株価が「最高値更新」に向かうための条件、さらには円高メリット株への資金移動の可能性について専門家が分析しています。
📈 1月28日 東京株式市場:日経平均、ASML好決算で奇跡のプラ転!アドテストも「超絶上方修正」
[東京 28日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前営業日比25円17銭高の5万3358円71銭で取引を終えました。
一時はドル安・円高の進行を嫌気して545円安(5万2788円)まで売り込まれましたが、取引終盤に届いた欧州からの「吉報」が空気を一変させました。
💡 相場の主役を奪った「ASMLの奇跡」と半導体の逆襲
1. ASMLが市場予想を上回る「過去最高」の売上高
オランダの半導体露光装置大手ASMLが、日本時間午後、2025年第4四半期(10-12月)決算を発表しました。
実績: 四半期売上高が97億ユーロ(約1.5兆円)と過去最高を記録。通期でも前年比16%増と、AI需要の底堅さを証明しました。
波及: これを受けて、前場に売られていたレーザーテック<6920.T>(+6%超)や東京エレクトロン<8035.T>が急浮上。日経平均をプラス圏へ押し戻す「引けピン」の立役者となりました。
2. アドバンテスト(6857)が決算と同時に「上方修正」を発表!
大引け後の15:30、本日の主役アドバンテストが26年3月期第3四半期決算を発表。期待を上回る内容でした。
修正: 通期の売上高予想を1兆700億円(従来比1,200億円増)、営業利益も大幅に増額。
理由: 生成AI向け半導体の試験装置(テスター)需要が想定を上回るペースで拡大しているためです。明日の市場では、半導体株のさらなる「追撃買い」が入る可能性があります。
3. 「光の衝撃」:フジクラ(5803)が9%超の爆騰
米ガラス大手コーニングが、米メタ(旧フェイスブック)からAIデータセンター向け光接続製品で**最大60億ドル(約9,300億円)**の巨大契約を獲得したことが判明。
連想買い: コーニングと提携関係にあり、基幹部品を供給するフジクラに注文が殺到。AIインフラ需要が装置だけでなく「通信インフラ」にも波及していることを印象付けました。
📊 主要指数の終値(2026年1月28日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
| 日経平均 | 53358.71 | +25.17 | +0.05% |
| TOPIX | 3535.49 | -28.10 | -0.79% |
| グロース250指数 | 704.52 | -12.03 | -1.68% |
| ドル/円(15時) | 154.25前後 | (円高傾向も一服) |
📉 一方で明暗分かれた「バリュー株」
半導体が賑わう裏で、TOPIXは0.79%安と冴えない展開でした。
信越化学<4063.T>(-11%超):株式売り出しの発表が需給悪化を招き急落。
トヨタ自動車<7203.T>(-3%超):円高進行が引き続き重石となりました。
📅 明日(1月29日)の焦点:米マイクロソフト決算と「日立」の逆襲
米マイクロソフト(MSFT)決算:
日本時間29日早朝に発表。AI投資の収益化(Azureの成長率)が焦点。アドバンテストの好決算と相まって、ハイテク株が「二段ロケット」で上昇するか注目です。
日立製作所(6501)決算:
明日の大引け後に発表予定。対米投融資「第1号」への参画報道もあり、今期の着地と「AI×電力」のシナリオが評価されるかが鍵。
米FOMCの声明:
今夜(29日午前4時)に発表。為替が153円台に戻るのか、それとも155円を目指すのか。輸出株の命運を握ります。
📈 1月29日 東京株式市場:日経平均、アドテスト好感で3日続伸も「AI選別」進む
[東京 29日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続伸し、前営業日比16円89銭高の5万3375円60銭で取引を終えました。前日に発表されたアドバンテストの好決算が指数を支えた一方、米マイクロソフト(MSFT)の決算後の株安が重しとなり、強弱感が対立する一日となりました。
💡 相場の主役を分けた「決算の光と影」
1. アドバンテスト(6857)が独歩高:1銘柄で345円押し上げ
昨日発表されたアドバンテストの「超絶上方修正」を市場は改めて高く評価しました。
実績: AI向け半導体テスターの需要が爆発しており、今期営業利益を大幅に増額。
反応: 株価は5%高の急伸となり、日経平均を1銘柄で約345円押し上げました。
2. マイクロソフト「AI収益化」への厳しい視線
日本時間29日早朝に発表された米マイクロソフトの決算は、売上高・利益ともに市場予想を上回りました。
株安の理由: 主力クラウド「Azure」の成長率が市場の期待をわずかに下回ったことや、AIインフラへの巨額投資が利益率を圧迫するとの懸念が浮上。
波及: 日本市場でも東京エレクトロン<8035.T>やディスコ<6146.T>といった、これまで急騰してきたハイテク銘柄への利益確定売りを誘いました。
3. 米FOMC、4会合ぶりに「金利据え置き」を決定
早朝に結果が伝わった米連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利を3.50ー3.75%で維持しました。
注目: パウエル議長が「失業率には安定の兆しが見られる」と景気認識を上方修正。これを受け、米財務長官候補ベッセント氏の「為替介入はしていない」発言も相まって、ドル安・円高の流れが一服。1ドル=154円台まで円安が進んだことが、トヨタ自動車など輸出株の支えとなりました。
📊 主要指数の終値(2026年1月29日)
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
| 日経平均 | 53375.60 | +16.89 | +0.03% |
| TOPIX | 3545.30 | +9.81 | +0.28% |
| グロース250指数 | 705.67 | +1.15 | 4日ぶり反発 |
| 東証売買代金(億円) | 76436.11 | 驚異の7.6兆円 |
🔍 本日の個別銘柄ハイライト
🚀 上方修正&好決算: 日立製作所<6501.T>が大引け後に決算を発表。通期の税引前損益を**1兆2160億円(従来比1060億円増)**に上方修正しました。AIデータセンター向けの電力・インフラ需要が絶好調であることが証明されました。
🚢 逆風を跳ね返す: トヨタ自動車<7203.T>。円高一服に加え、米最高裁判決への期待が燻り、買い戻されました。
⚔️ 防衛関連: 三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>が2%超高。衆院選の情勢調査(後述)で「高市政権の安定」が意識されたことが背景です。
🗳️ 衆院選「序盤情勢」:自民党、単独過半数をうかがう勢い
読売新聞などが発表した情勢調査(1月27-28日実施)によると、自民党は単独で過半数(233議席)をうかがう優勢な戦いを進めていることが判明しました。
高支持率: 高市内閣の支持率は**69%**に上り、中国や九州などの保守地盤で安定した戦いを見せています。
市場の反応: 「与党過半数」という政権の安定が示唆されたことで、政策期待(高市トレード)による下値の堅さにつながりました。
📅 明日(1月30日)の焦点:メガバンク決算と米PCE
明日は今月最後の「金曜日」であり、重要イベントが目白押しです。
三井住友FG<8316>・キーエンス<6861>決算:
国内屈指の収益力を誇る両社の決算は、日本株全体の「稼ぐ力」を再確認する機会となります。
米12月個人消費支出(PCE)価格指数:
FRBが最も重視する物価指標。インフレの沈静化が確認されれば、米金利低下とともに、本日売られた一部ハイテク株への買い戻しが期待されます。
衆院選ムードの本格化:
明日も新たな情勢調査(日経・産経など)が控えており、選挙戦の行方が相場を上下させそうです。
R8.1.30 東京株式市場・大引け=
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