今日の一言:人間万事塞翁が馬

R7.6.23-27 アメリカがイラクに攻撃して一番最初に開く市場が東京ってね・・・トランプは少しは空気読めよって思う今週の株式市場はどのような展開に(´・ω・`)

東京ロイター

売り先行、中東リスクを警戒 関連報道に一喜一憂も=今週の東京株式市場

[東京 23日 ロイター] – 今週の東京株式市場で日経平均は、米国によるイラン空爆を嫌気する売りが先行するとみられる。イラン議会がホルムズ海峡封鎖を承認したとも伝わっており、紛争拡大のリスクが警戒され積極的に手掛けにくい地合いになりそうだ。日米の中央銀行高官による発言機会が複数あり、米利下げや日銀の利上げ可能性のヒントを探ることになる。金融政策への中東情勢の影響にも関心が寄せられる。

日経平均の予想レンジは、3万7300円━3万8800円。

日経平均は、イスラエルとイランの紛争を巡って神経質な値動きが見込まれる。市場では「米国株や原油先物、為替の動向をにらみながら、値動きが荒くなりそうだ」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との見方が聞かれる。

米軍は21日、イランの核施設3カ所に対して攻撃を行った。株価は「中東情勢をめぐる報道に一喜一憂することになるのではないか。米軍基地への攻撃やホルムズ海峡の封鎖があるのかどうかなどが焦点となる」(三浦氏)という。

トランプ米大統領は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」で「大成功」だったと表明した。目先は、イランの出方が焦点となる。22日のイラン現地報道によれば、議会はホルムズ海峡封鎖を承認した。実行には国家安全保障最高評議会の決定が必要となる。同海峡は原油輸送の要衝で、閉鎖される場合、原油価格が高騰しかねないとの懸念がある。一方、事態が収束に向かうようなら、株価は買い戻しが促され得る。

米金融政策の面では、複数の米連邦準備理事会(FRB)高官による発言機会に関心が寄せられる。パウエル議長の議会証言(24日下院など)があるほか、ボウマン副議長など高官の発言機会がある。

日本でも、金融政策の運営に関連するイベントや指標発表が予定される。6月の金融政策決定会合の主な意見の公表(25日)、田村直樹審議委員の発言機会(同)があるほか、27日には6月東京都区部消費者物価指数が発表される。
 
日米の中銀会合は無難に通過したばかりでもある。「高官発言などで金利や為替が大きく動くとまでは想定されていない」(国内証券のストラテジスト)という。

R7.6.23 東京株式市場・大引け=日経平均は3日続落、米イラン核施設攻撃を嫌気 円安好感で後半戻り歩調

東京株式市場概況:日経平均は3日続落、中東情勢警戒も円安で下げ渋る

[東京 23日 ロイター] – **東京株式市場で日経平均は、前営業日比49円14銭安の3万8354円09銭と3日続落して取引を終えました。**朝方は米国がイランの核施設を攻撃したことが嫌気され、売り優勢となって一時376円91銭安の3万8026円32銭まで下落しました。しかし、為替相場が円安に振れたことが好感され、後半は戻り歩調となりました。

米国によるイランの核施設攻撃を受け、ホルムズ海峡封鎖の可能性が伝えられる中で原油価格上昇が懸念されていますが、イランによる同海峡封鎖まで行かなければ、中東情勢の影響は限定的とみるムードもあります。

一方、外為市場でドル高/円安に振れたことはプラス材料となり、後場にかけて相場全般は戻り歩調となりました。ただ、3万8500円前後は戻り売りが厚くなると警戒され、前週末比でプラスゾーンまで戻し切れませんでした。

市場では「円安が好感されているものの、中東情勢緊迫化によって原油価格が一段と上昇した場合、原料高が企業業績にマイナスを及ぼすことになり、上値を抑える要因になるのではないか」(東海東京インテリジェンス・ラボ マーケットアナリストの池本卓麻氏)との声が聞かれています。

**TOPIXは0.36%安の2761.18ポイントで取引を終えました。**東証プライム市場指数は前営業日比0.36%安の1420.94ポイントでした。プライム市場の売買代金は3兆8328億1100万円でした。

東証33業種では、値上がりは鉱業、精密機器、食料品など12業種、値下がりは電気・ガス業、鉄鋼、非鉄金属など21業種でした。

個別銘柄では、トヨタ自動車<7203.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>などが軟調となりました。半面、指数寄与度の高い銘柄では、ファーストリテイリング<9983.T>は堅調INPEX<1605.T>も値を上げました。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.04%高の751.02ポイントと上昇しました。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが653銘柄(40%)、値下がりは915銘柄(56%)、変わらずは58銘柄(3%)でした。


市場終値詳細

指数終値前日比寄り付き安値/高値
日経平均38354.09-49.1438260.6938,026.32─38,368.22
TOPIX2761.18-10.082764.512,747.81─2,764.56
プライム指数1420.94-5.171422.591,414.06─1,422.59
スタンダード指数1364.91-5.711365.361,361.66─1,367.09
グロース指数966.05+0.56957.59953.20─968.61
グロース250指数751.02+0.31743.87740.42─753.33
東証出来高(万株)157090東証売買代金(億円)38328.11

 

R7.6.24 東京株式市場・大引け=

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