今日の一言:人間万事塞翁が馬

R7.4.28-5.2 日銀金融政策決定会合!週末には雇用統計!その後ゴールデンウィーク後半4連休!どうなる今週の株式市場 (´・ω・`)

東京ロイター

値固め、FOMC前の連休谷間で手掛けにくさも=今週の東京株式市場

[東京 28日 ロイター] – 今週の東京株式市場は、値固めが想定されている。米国での早期利下げへの期待や日米企業の堅調な業績が下支えになる一方、米中貿易摩擦への警戒感は根強い。米アップル<AAPL.O>(1日)などハイテク大手の決算が相次ぐ中、国内では大型連休の谷間に当たる上、翌週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあって手掛けにくさが意識される。当面は値固めの局面が見込まれている。

日経平均の予想レンジは3万4900円―3万6500円。

日経平均は米中摩擦の緩和への思惑から週初は買いが先行しそうだ。米高関税政策への過度な警戒感やトランプ米大統領の連邦準備理事会(FRB)議長批判で生じた金融市場の動揺が徐々に落ち着いてきたほか、FRB高官から早期利下げに含みを持たせる発言も聞かれるようになっている。日米の企業決算シーズンが続く中、「日米で堅調な数字が一部で確認されており、下値は支えられそうだ」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との見方もある。

一方、急落前まで相場の下限に意識されていた3万6000円付近では、戻り待ちの売りが上値を抑えやすいとみられている。米中摩擦の先行き不透明感は引き続きくすぶることに加え、FRBによる早期の利下げを正当化するような経済指標は見当たらないとして「市場が楽観的に先読みしていることは懸念される」(野村の神谷氏)と、慎重な声もある。決算などを手掛かりに個別銘柄の物色が見込まれる一方、指数は方向感を欠きそうだ。

米ハイテク大手の決算は、内容次第で日本株の動意にもつながり得る。アップルのほか、メタ・プラットフォームズ<META.O>(30日)、マイクロソフト<MSFT.O>(同)、アマゾン<AMZN.O>(5月1日)などの発表内容に関心が寄せられる。

日銀は5月1日に金融政策決定会合の結果発表と植田和男総裁の記者会見を予定している。今回の会合では政策金利を据え置く一方、これまで通り利上げを志向する姿勢を示すとの見方が優勢で「相場への影響は限られるのではないか」(別の国内証券のアナリスト)とみられている。

 

R7.4.28 東京株式市場・大引け=4日続伸し一時3万6000円回復、米中摩擦緩和期待で 個別物色も

[東京 28日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比134円25銭高の3万5839円99銭と、4日続伸して取引を終えた。
米中の貿易摩擦緩和への期待が高まり、底堅い展開となった。
朝方には一時、節目の3万6000円台を回復。企業決算を手掛かりにした個別物色も活発だった。ただ、買いが一巡した後は伸び悩み、もみ合いが続いた。

日経平均は前営業日比257円高でスタートした後、上げ幅を広げ前場序盤に一時369円高の3万6075円26銭まで上昇し4月1日以来の高水準を付けた。
指数寄与度の大きい銘柄や主力企業の一角が堅調だった。決算を受けた個別物色も活発となった。
買いが一巡した後は伸び悩み、一進一退が継続。後場は一段と見送りムードが強まった。
市場では「あすが祝日で休場となるほか、今週は日米の決算発表が相次ぐため様子見姿勢が強い」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

日経平均は4月初旬の急落前の水準まで戻してきているが、目先は上値が重くなるとの見方も指摘も聞かれる。
SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏は「米関税の影響を完全に織り込むことは難しく、企業業績の下方修正リスクも意識される。株主還元策を発表した企業にはポジティブな動きもみられるが、買いが持続するかは不透明ではないか」と話している。

TOPIXは0.86%高の2650.61ポイントで取引を終了。
プライム市場指数は0.86%高の1364.11ポイントで終了。
東証プライム市場の売買代金は4兆7221億6900万円だった。
東証33業種では、輸送用機器、建設、銀行など27業種が値上がり。繊維製品、証券、商品先物取引、電気機器など6業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.61%高の671.94ポイントと、小幅に続伸した。

個別では、前週末に決算と自社株買いを発表した信越化学工業<4063.T>が6%超高。
愛知製鋼<5482.T>は16%超高で値上がり率第2位。
豊田自動織機<6201.T>は22%超高でストップ高だった。非上場化を検討していることが分かったと報じられたことが手掛かりとなった。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>は2%超高、主力のトヨタ自動車<7203.T>は3%超高だった。
一方、アドバンテスト<6857.T>は4%超安で軟調だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり1107銘柄(67%)に対し、値下がりが487銘柄(29%)、変わらずが39銘柄(2%)だった。

終値    前日比  寄り付き  安値/高値 
日経平均  35839.99  +134.25  35962.80  35,773.49─36,075.26
TOPIX  2650.61  +22.58  2648.04  2,644.16─2,667.11
プライム市場指数  1364.11  +11.59  1362.63  1,361.03─1,372.41
スタンダード市場指数  1273.37  +10.98  1267.63  1,267.42─1,273.79
グロース市場指数  857.64  +4.98  855.79  854.85─861.25
グロース250指数  671.94  +4.10  670.27  669.49─675.06
東証出来高(万株)  201503  東証売買代金(億円)  47221.69

R7.4.29 昭和の日

R7.4.30 東京株式市場・大引け=5日続伸、米株高を好感 イベント控え手掛けにくさ

[東京 30日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比205円39銭高の3万6045円38銭と5日続伸して取引を終えた。
前日の米国市場での株高を好感した買いが優勢となった。決算や米経済指標発表などのイベントを控えて手掛けにくさが意識された一方、決算などを手掛かりにした個別物色は活発だった。

日経平均は米関税政策を巡る各国との交渉の進展への期待から米株高となったこと流れを引き継いで106円高で寄り付いた後、戻り待ち売りに押されマイナスに転じる場面もあったが、大引けにかけて上値を伸ばした。
市場では「米株先物が大引けにかけて下げ幅を縮小したことが、投資家心理の支えになった」(東海東京インテリジェンス・ラボの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト)との見方が聞かれた。

決算などを手掛かりにした物色は活発だった。住友ファーマ<4506.T>やソニーグループ<6758.T>が大幅高だった。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>は上場来高値を更新した。一方、決算発表後に商船三井<9104.T>が急落。東京メトロ<9023.T>、日立製作所<6501.T>は軟調だった。

日経平均は、3万6000円を3月28日以来約1カ月ぶりに終値で回復した。
急落前のレンジ下限でもあり、戻り待ちの売りが意識されやすいとの見方がある。東海東京の仙石氏は「決算シーズンは序盤であり、まずは内容を見極めたい」と話している。

TOPIXは0.63%高の2667.29ポイントで取引を終えた。
東証プライム市場指数は前営業日比0.63%高の1372.68ポイントだった。
プライム市場の売買代金は5兆4367億6100万円だった。

東証33業種では、値上がりはその他製品やサービス、医薬品など23業種、値下がりは海運や石油・石炭製品、輸送用機器など10業種だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.73%高の676.85ポイントと、3日続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが923銘柄(56%)、値下がりは650銘柄(39%)、変わらずは62銘柄(3%)だった。
終値    前日比  寄り付き  安値/高値  
日経平均  36045.38  +205.39  35946.88  35,793.33─36,056.52
TOPIX  2667.29  +16.68  2663.68  2,652.81─2,672.43
プライム指数  1372.68  +8.57  1370.34  1,365.25─1,375.35
スタンダード指数  1281.46  +8.09  1276.93  1,273.56─1,282.31
グロース指数  863.95  +6.31  860.75  856.42─864.68
グロース250指数  676.85  +4.91  674.51  670.47─677.51
東証出来高(万株)  228183  東証売買代金(億円)  54367.61

R7.5.1 東京株式市場・大引け=

R7.5.2 東京株式市場・大引け=