東京ロイター
📉 12月29日 東京株式市場の概況:配当落ちと円安一服で反落、5万円台は維持
[東京 29日 ロイター] – 週明け29日の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比223円47銭安の5万0526円92銭で取引を終えました。本日は12月末決算銘柄の配当権利落ち日にあたり、日経平均を60円ほど押し下げる要因(理論値)となりました。
朝方は、日銀の金融政策決定会合(12月分)の「主な意見」を受けて円高が進行し、一時402円安まで下げ幅を拡大しました。
しかし、円高が一服すると下げ渋り、その後は年末の薄商いの中で5万0500円を挟んだ一進一退の展開が続きました。
💡 市場の主な動向と要因
日銀「主な意見」と為替の反応
朝方に公表された日銀の「主な意見」で、今後の追加利上げに前向きな姿勢が示されたとの受け止めから、ドル/円が一時円高方向に振れました。これが輸出株を中心に重しとなりました。
一方、野村証券の澤田麻希氏は、足元の動きを「材料が少ない中での循環的な動きにとどまっている」と分析しており、過度な悲観論は広がっていません。
ハイテク株の軟調と非鉄金属の堅調
指数寄与度の高いアドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>が下落し、日経平均を押し下げました。
一方で、貴金属価格の上昇を背景に非鉄金属株が買われ、東邦亜鉛<5707.T>や住友金属鉱山<5713.T>が大幅に上昇しました。
個別銘柄の明暗
大幅高: ウェザーニューズ<4825.T>が好決算を背景に9%超高。
新興市場: グロース250指数は0.71%高と5日続伸。個人投資家の物色意欲は依然として旺盛です。
📊 市場指数終値一覧
| 指数 | 終値 | 前日比 | 安値/高値 |
| 日経平均 | 50526.92 | -223.47 | 50,347.65─50,707.23 |
| TOPIX | 3426.52 | +3.46 | 3,409.09─3,431.89 |
| プライム市場指数 | 1764.91 | +1.85 | 1,755.96─1,767.62 |
| グロース250指数 | 682.54 | +4.81 | 676.66─687.36 |
| 東証売買代金(億円) | 43310.77 |
INDEX
📅 明日(12月30日)は年内最終取引「大納会」
明日は、2025年を締めくくる大納会です。
大納会のトリビアと傾向
上昇確率: 過去30年間の統計では、大納会の日の上昇確率は**約55%**と、やや上がりやすい傾向(いわゆる「掉尾の一振」)があります。
注目点: 節目の5万円を大きく上回って終えられるか、そして新年の「大発会」に向けた期待感を残せるかが焦点です。
🎊 12月30日 大納会:日経平均は5万円台で越年、2025年は26%超の大躍進
[東京 30日 ロイター] – 2025年最終取引日(大納会)の東京株式市場で、日経平均株価は続落し、前営業日比187円44銭安の5万0339円48銭で1年の取引を終えました。前日の米株安や年末の持ち高調整(利益確定売り)が重石となりましたが、下値では買い戻しが入り、節目の5万円を大きく上回る水準を維持しました。
2025年を通じると、日経平均は昨年末から1万0444円(+26.18%)上昇し、歴史的な5万円の大台を突破。年末の終値として史上最高値を更新して1年を締めくくりました。
💡 2025年の総括と大納会の動き
「5万円時代」の幕開けとなった2025年
年初からの新NISAによる資金流入、AI半導体ブーム、そしてコーポレートガバナンス改革の浸透により、日本株は世界から注目される市場となりました。
本日の大納会では、一時300円超下落する場面もありましたが、山和証券の志田憲太郎氏は「下がったところでは買いたい投資家が多く、下値の堅さが印象的だ」と述べています。
物色の変化:AIから「AIインフラ」へ
これまでのエヌビディア等の半導体中心の上げから、足元ではデータセンターや電力網といった**「AIインフラ(再エネ・電線など)」**への物色に広がりが見えています。
本日も電子部品関連がしっかりとした動きを見せた一方、前日に強かった非鉄金属株には利益確定売りが出るなど、循環的な物色が続きました。
日銀の利上げと円相場の共存
12月に日銀が政策金利を0.75%へ引き上げましたが、日本経済のデフレ脱却への期待が先行し、株価の調整は一時的なものにとどまりました。
📊 2025年 年末終値と年間騰落
| 指数 | 2025年末 終値 | 前日比 | 年間騰落率 |
| 日経平均 | 50339.48 | -187.44 | +26.18% |
| TOPIX | 3408.97 | -17.55 | +22.41% |
| グロース250 | 675.21 | -7.33 |
🌅 2026年「大発会」と新年の展望
2026年の取引開始(大発会)は**1月5日(月)**です。市場関係者の間では、さらなる高みを期待する声が上がっています。
強気の予測: 多くの証券会社が2026年末のターゲットを5万5000円〜5万8000円に設定しています。好調な企業業績と、AIの実装による生産性向上が支えとなる見通しです。
注目テーマ: AIインフラ(電力・データセンター)、高市政権の成長戦略(危機管理・インフラ投資)、脱炭素2.0(原子力再評価など)。
リスク要因: 米国の関税政策(トランプ政権の動向)、急速な利上げによる円高、AI投資の「勝ち組・負け組」の選別。
2025年の日本株市場は、まさに「記録塗り替え」の1年でした。5万円台に定着した日経平均が、2026年にどこまで上値を伸ばせるか、新年初日の動きが非常に重要になります。
日銀・植田総裁「2%目標の実現は着実に近づいている」ー2026年を見据えたメッセージ
12月末の植田総裁の会見動画を再度振り返ることで、2026年1月の大発会以降、金利と株価がどのような相関で動くのかを読み解くヒントが得られます。
R7.12.31 東京株式市場・大引け=大晦日のため休場です
R8.1.1 東京株式市場・大引け=元旦で休場です。
R8.1.2 東京株式市場・大引け=正月ニ日目で休場です
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