東京ロイター

最高値、高市新総裁への期待で 米議会動向は注視=今週の東京株式市場
[東京 6日 ロイター] – 今週の東京株式市場は、日経平均・TOPIXともに最高値更新が見込まれる。自民党総裁選での高市早苗前経済安保担当相の勝利は株式市場でポジティブサプライズと受け止めらやすく、積極財政を期待した買いが広がるとみられている。一方、米政府機関閉鎖の長期化が引き続き懸念される中、議会動向を巡る報道が出た際は反応しやすいとみられている。
日経平均の予想レンジは4万6500円─4万8000円。
市場では「マーケットは小泉氏を織り込んでいたので、高市氏となったのはサプライズ。日経平均は5万円が視野に入ってきた」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれる。
週末4日に投開票が行われた自民党総裁選では、決選投票で高市早苗前経済安保相が勝利した。女性が同党の総裁に就任するのは初で、新政権は今月中旬に発足する見込み。株式市場では円建てのシカゴ日経平均先物が一時、4万8000円をつける場面があり、金融緩和と積極財政を掲げる「サナエノミクス」を期待した買いが広がっている。
一方、三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは「自民党は少数与党で野党を取り込まないといけないため、最初は高市カラーを出さず安全運転で行くだろう」とみている。金融・財政政策への過度な期待は注意する必要があるが、ペロブスカイト太陽電池の普及といったエネルギー政策は「比較的通しやすい」(上野氏)とみられるため、関連銘柄は買いが先行しやすいという。
米国では1日、党派対立で議会とホワイトハウスがつなぎ予算案で合意できなかったことを受け、政府機関の一部閉鎖が始まった。国内総生産(GDP)を1週間当たり0.1―0.2%ポイント押し下げるとのエコノミストの試算もある。
市場では「米政府閉鎖長期化により、雇用統計以外の経済指標の公表も後ずれすることを懸念している」(SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長)との声が聞かれる。来週は米国で消費者物価指数や小売売上高などの重要指標を控えている。共和党が強硬姿勢をみせる中、民主党との早期妥結に至る可能性は低いとみられており、米政府閉鎖の影響を見極めようとする動きは今週も続くとみられている。
今週は国内で8月の毎月勤労統計、米国で9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などが公表される。
R7.10.6 東京株式市場・大引け=連日の最高値、「高市トレード」で一時初の4万8000円台
[東京 6日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は大幅に3日続伸し、前営業日比2175円26銭高の4万7944円76銭で取り引きを終えました。終値ベースでの最高値を更新し、取引時間中に初の4万8000円台に乗せました。自民党の新総裁に高市早苗氏が就任したことを好感する買いが先行し、ほぼ全面高の様相となりました。「高市関連」と目される銘柄群が軒並み大幅上昇し、日経平均の上げ幅は一時2300円を超える場面がありました。
日経平均は前営業日比866円高と大幅高でスタートした後も上げ幅を広げ、4万7000円台に上昇。TOPIX(東証株価指数)も史上最高値を更新しました。指数寄与度の大きい半導体株が買われたほか、防衛やエネルギー安定供給など「高市関連」として注目されていた銘柄が大幅高となりました。日銀の利上げ観測が後退したことを背景に不動産株が上昇。日経平均は後場に一段と上げ幅を広げ、一時2380円高の4万8150円04銭まで上昇しました。
約2カ月ぶりに1ドル=150円台まで進んだ円安も日本株を支援しました。大引けにかけては4万8000円を軸にもみ合いが継続。大引けの上げ幅は過去4番目の大きさとなりました。
市場では「先週の金曜日までは小泉(進次郎)氏勝利を織り込む動きとなっていたので、サプライズの買いが先行した」(三菱UFJeスマート証券の河合達憲チーフストラテジスト)との声が聞かれました。「足元は期待感で買われているが、今後は政策の詳細を見極めながらの物色となりそうだ」(同)という見方です。
一方、「海外勢の間で高市氏はアベノミクスを継承する人物との認識があり、目先も海外勢の買いが入りやすいのではないか」(外資運用会社・ストラテジスト)との指摘もありました。
TOPIXは3.1%高の3226.06ポイントで取引を終了。プライム市場指数は3.09%高の1660.96ポイントでした。東証プライム市場の売買代金は7兆8899億3000万円でした。東証33業種では、空運、銀行以外の31業種が値上がり。電気機器、機械、不動産などの上げが目立ちました。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が2.83%高の751.80ポイントと大幅続伸しました。
きょうグロース市場に新規上場したムービン・ストラテジック・キャリア<421A.T>は公開価格を20.28%上回る2502円で初値を付け、2735円まで上昇。2520円で取引を終えました。
個別では、関連銘柄と目される三菱重工業<7011.T>が11%超高と急伸。IHI<7013.T>や川崎重工業<7012.T>も大幅高となりました。決算が好感された安川電機<6506.T>も大幅上昇しました。一方、レノバ<9519.T>が急落しました。
指数寄与度の大きいアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>が大幅高となり、2銘柄で日経平均を808円ほど押し上げました。
プライム市場の騰落数は、**値上がり1469銘柄(90%)**に対し、値下がりが119銘柄(7%)、変わらずが28銘柄(1%)でした。
終値 | 前日比 | 寄り付き | 安値/高値 | |
日経平均 | 47944.76 | +2175.26 | 46645.76 | 46,645.76─48,150.04 |
TOPIX | 3226.06 | +97.02 | 3169.34 | 3,169.34─3,230.15 |
プライム市場指数 | 1660.96 | +49.79 | 1630.73 | 1,630.73─1,668.79 |
スタンダード市場指数 | 1515.68 | +17.15 | 1500.52 | 1,500.52─1,515.68 |
グロース市場指数 | 978.78 | +27.64 | 954.91 | 954.91─980.20 |
グロース250指数 | 751.80 | +20.67 | 733.87 | 733.87─752.68 |
東証出来高(万株) | 288331 | 東証売買代金(億円) | 78899.30 |

R7.10.7 東京株式市場・大引け=4日続伸、高市トレードで連日最高値 利益確定が上値抑制
[東京 7日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は小幅ながら4日続伸となり、前営業日比6円12銭高の4万7950円88銭と終値ベースの史上最高値をわずかながら更新して取引を終えました。TOPIXとともに取引時間中の史上最高値も更新しました。自民党の高市早苗新総裁の政策に期待する「高市トレード」が継続しました。一方、高値警戒感がくすぶる中で利益確定売りが上値を抑制し、大引け前には一時マイナスに転じる場面もありました。
日経平均は連日で取引時間中の史上最高値を更新し、一時582円57銭高の4万8527円33銭に上昇しました。半導体関連株やデータセンター関連株などハイテク株の一角が、指数の上昇をけん引しました。
ドル/円が円安基調だったことは輸出株を中心に支えになりました。日銀の利上げ期待の後退は不動産株を支援し、銀行など金融株の逆風となりました。業種別の鉄鋼が値上がり率上位に入り「バリューとグロースの循環が利いている面もありそうだ」(大和証券の細井秀司シニアストラテジスト)との声が聞かれました。
高値警戒は根強く、後場に日経平均は徐々に上げ幅を削りました。一時マイナスに転じたものの、前日の2000円を超える上昇の後の下押しにしては40円安と限られたことから、底堅さも意識されました。「(高市新総裁について)海外勢を中心にアベノミクスの再来がイメージされ、持たざるリスクが意識されていてもおかしくない」(細井氏)との声がありました。
TOPIXは0.06%高の3227.91ポイントで取引を終え、こちらも終値で史上最高値を更新しました。東証プライム市場指数は前営業日比0.06%高の1661.89ポイントでした。プライム市場の売買代金は6兆6084億3600万円でした。東証33業種では、値上がりは鉄鋼や空運、ゴム製品など20業種、値下がりはその他金融や小売、保険など13業種でした。
フジクラ<5803.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が上場来高値を更新。トヨタ自動車<7203.T>はしっかり。一方、ファーストリテイリング<9983.T>は軟調。レーザーテック<6920.T>は大幅安でした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.1%高の752.52ポイントと3日続伸しました。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが800銘柄(49%)、値下がりは747銘柄(46%)、変わらずは69銘柄(4%)でした。
終値 | 前日比 | 寄り付き | 安値/高値 | |
日経平均 | 47950.88 | +6.12 | 48281.12 | 47,904.38─48,527.33 |
TOPIX | 3227.91 | +1.85 | 3238.60 | 3,224.09─3,248.39 |
プライム市場指数 | 1661.89 | +0.93 | 1667.25 | 1,660.01─1,672.36 |
スタンダード市場指数 | 1487.95 | +2.86 | 1488.32 | 1,482.61─1,493.08 |
グロース市場指数 | 976.08 | +0.90 | 979.56 | 967.18─984.45 |
グロース250指数 | 752.52 | +0.72 | 755.52 | 745.17─759.46 |
東証出来高(万株) | 250852 | 東証売買代金(億円) | 66084.36 |
R7.10.8 東京株式市場・大引け=5日ぶり反落、急上昇の反動で利益確定売り優勢
[東京 8日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりに反落し、前営業日比215円89銭安の4万7734円99銭で取引を終えました。急ピッチな上昇の反動で利益確定売りが優勢となりました。指数寄与度の大きいハイテク株の一角が売られました。一方、全面安の展開とはならず金融株などは堅調でした。TOPIX(東証株価指数)は終値ベースの最高値を更新しました。
日経平均は前営業日比25円安でスタートした後、一時200円超高となる場面もありましたが、後場は軟調な地合いとなり、終盤には222円安まで下げました。前日の米ハイテク株安の流れを受け、東京市場でも半導体関連の一角が軟調に推移しました。ただ、売りが一気に強まる展開にはならず、「AI(人工知能)の成長性に対する見方は変わらないので、下がったところでは押し目買いも入りやすい」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれました。
市場では「日経平均は短期間で急上昇したので、反動の売りが出やすくなっている」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏氏)との声が聞かれました。浪岡氏は「今後の政権運営を見極めたいとするムードも強まりやすく、指数は横ばいとなりそうだ」と話し、目先は勢いを伴った上昇が一服するとの見方を示しました。
TOPIXは0.24%高の3235.66ポイントで取引を終了し、終値ベースで最高値を更新しました。プライム市場指数は0.24%高の1665.91ポイントでした。東証プライム市場の売買代金は5兆8674億5300万円でした。東証33業種では、非鉄金属、水産・農林、保険など14業種が値上がり。ゴム製品、精密機器、パルプ・紙など19業種が値下がりしました。
個別では、前日に業績と配当予想の引き上げを公表したわらべや日洋ホールディングス<2918.T>がストップ高。IHI<7013.T>は、子会社とオーストラリアの新興企業との共同研究契約締結が材料視され大幅高でした。
指数寄与度の大きいソフトバンクグループ<9984.T>、東京エレクトロン<8035.T>は軟調。信越化学工業<4063.T>やディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>も下落しました。一方、フジクラ<5803.T>が大幅高。東京海上ホールディングス<8766.T>、SOMPOホールディングス<8630.T>など金融株は堅調でした。
プライム市場の騰落数は、値上がり557銘柄(34%)に対し、値下がりが999銘柄(61%)、変わらずが60銘柄(3%)でした。
終値 | 前日比 | 寄り付き | 安値/高値 | |
日経平均 | 47734.99 | -215.89 | 47925.22 | 47,728.27─48,181.12 |
TOPIX | 3235.66 | +7.75 | 3240.94 | 3,231.94─3,264.29 |
プライム市場指数 | 1665.91 | +4.02 | 1669.88 | 1,664.04─1,680.43 |
スタンダード市場指数 | 1488.31 | +0.36 | 1486.21 | 1,484.76─1,494.49 |
グロース市場指数 | 977.41 | +1.33 | 973.15 | 970.96─983.24 |
グロース250指数 | 753.58 | +1.06 | 749.58 | 747.65─758.22 |
東証出来高(万株) | 221874 | 東証売買代金(億円) | 58674.53 |
R7.10.9 東京株式市場・大引け=急反発、史上最高値更新 ソフトバンクGけん引
[東京 9日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は急反発し、前営業日比845円45銭高の4万8580円44銭で取引を終え、史上最高値を更新しました。米ハイテク株高や為替の円安基調が相場を支えました。特に、指数寄与度の高いソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>株の上昇が日経平均を470円押し上げました。
ソフトバンクグループはスイスのABBのロボティクス事業を買収すると前日に発表したことが評価され、株価は11%高となって上場来高値を更新しました。日経平均はSBG株がけん引する形で、一時862円高の4万8597円08銭に上昇しました。
東証プライム市場では、値下がりと値上がりの銘柄数に大きな差がない中で、日経平均が1.7%高となったのに対しTOPIXは0.6%高にとどまりました。「AI人気や高市トレードを踏まえた先高観から、指数を買う動きとなって構成比の高い銘柄に偏った上昇になった」(三木証券の北沢淳商品部投資情報課次長)との声がありました。
TOPIXは0.68%高の3257.77ポイントで取引を終えました。東証プライム市場指数は前営業日比0.68%高の1677.31ポイントでした。プライム市場の売買代金は6兆2829億5900万円でした。東証33業種では、値上がりは情報・通信や証券、非鉄金属など20業種、値下がりは海運や水産・農林、輸送用機器など13業種でした。
東京エレクトロン<8035.T>やファーストリテイリング<9983.T>、ファナック<6954.T>が堅調でした。IHI<7013.T>は上場来高値を更新した後、軟化しました。トヨタ自動車<7203.T>や任天堂<7974.T>はさえませんでした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.75%高の759.24ポイントと5日続伸しました。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが928銘柄(57%)、値下がりは623銘柄(38%)、変わらずは65銘柄(4%)でした。
終値 | 前日比 | 寄り付き | 安値/高値 | |
日経平均 | 48580.44 | +845.45 | 48035.42 | 47,995.22─48,597.08 |
TOPIX | 3257.77 | +22.11 | 3248.35 | 3,242.51─3,257.77 |
プライム市場指数 | 1677.31 | +11.40 | 1671.63 | 1,669.55─1,677.31 |
スタンダード市場指数 | 1491.44 | +3.13 | 1490.09 | 1,487.85─1493.21 |
グロース市場指数 | 983.81 | +6.40 | 978.92 | 976.78─985.13 |
グロース250指数 | 759.24 | +5.66 | 754.80 | 752.96─760.14 |
東証出来高(万株) | 244978 | 東証売買代金(億円) | 62829.59 |
R7.10.10 東京株式市場・大引け=反落、短期的な過熱感を意識 自公連立巡る不透明感も重し
[東京 10日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比491円64銭安の4万8088円80銭で取引を終えました。短期的な過熱感への警戒感が広がったほか、3連休前の手仕舞い売りが優勢となりました。自公連立を巡る不透明感も重しとなりました。東証プライム市場の9割弱が値下がりする中、前日決算を発表したファーストリテイリング<9983.T>は逆行高となり、株価は6%超高で日経平均を1銘柄で314円程度押し上げました。
日経平均は69円安と小反落で寄り付き、後場中盤には617円安の4万7962円61銭の安値を付けました。ただ、4万8000円を下回った場面では押し目買いが入り、下げ幅を縮小しました。
取引時間中に、自公連立を巡って高市早苗総裁と斉藤鉄夫代表の党首会談が行われました。マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリストは「高市氏の首相就任への期待で株式市場に先高観が広がっていたが、突如不透明感が現れた。高市トレードの巻き戻しが警戒されている」と指摘しました。党首会談を終えた斉藤代表は午後3時半過ぎに記者団の取材に応じ、連立政権を離脱する方針であることを明らかにしました。
TOPIXは6営業日ぶりに反落し、1.85%安の3197.59ポイントで取引を終えました。東証プライム市場指数は前営業日比1.85%安の1646.29ポイントでした。プライム市場の売買代金は6兆3382億5100万円でした。
東証33業種では、小売りを除く32業種が値下がり。証券、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、銀行などが値下がり率上位となりました。
主力株では、前日急騰したソフトバンクグループ<9984.T>が反落し3%超安となったほか、アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>などの半導体関連株がさえませんでした。ソニーグループ<6758.T>は4%安となりました。
半面、前日に過去最高の通期売上高を発表したファーストリテイリングが急騰。資生堂<4911.T>、良品計画<7453.T>もそれぞれ2%超高となりました。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.7%安の746.37ポイントと、6営業日ぶりに反落しました。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが149銘柄(9%)、値下がりは1442銘柄(89%)、変わらずは25銘柄(1%)でした。
終値 | 前日比 | 寄り付き | 安値/高値 | |
日経平均 | 48088.80 | -491.64 | 48510.72 | 47,962.61─48,510.72 |
TOPIX | 3197.59 | -60.18 | 3238.58 | 3,192.34─3,238.58 |
プライム市場指数 | 1646.29 | -31.02 | 1664.09 | 1,643.63─1,664.93 |
スタンダード市場指数 | 1474.95 | -16.49 | 1483.27 | 1,472.97─1,485.96 |
グロース市場指数 | 968.57 | -15.24 | 978.16 | 967.61─982.06 |
グロース250指数 | 746.37 | -12.87 | 754.49 | 745.73─757.68 |
東証出来高(万株) | 249730 | 東証売買代金(億円) | 63382.51 |
高市総裁と連立相手との間で緊張が高まり、これが市場の不透明感につながったようですね。連休明けの株式市場の動向が注目されますが、他に気になるニュースはありますか?
[東京 10日 ロイター] – NHKは、公明党の斉藤鉄夫代表が10日、高市早苗自民党総裁との党首会談で、連立政権から離脱する方針を伝えたと報じた。
正直、よくやった。さすが麻生さんと高市さん。って思うで!あとは宏池会の反日野郎を追い出せれば自民を支持しても良い。あとは石破が衆議院議員解散とかいい出したら最高なんですけどね。
波乱含み、「高市トレード」は正念場 企業決算に関心も=来週の東京株式市場
[東京 10日 ロイター] – 来週の東京株式市場は、波乱含みが想定されている。自民党の高市早苗新総裁の政策を期待した「高市トレード」を追い風に上昇してきたが、公明党が連立を離脱することになり、少数与党の自民党が、政策の実効性を確保できるような新たな政治の枠組みに見通しをつけられるかが焦点になりそうだ。米政府機関の閉鎖が長引く中、米国の経済指標は発表が見送られる公算が大きい。手掛かりに乏しい状態となり、値動きが不安定になりかねない。米国で企業決算が始まり、国内の関連する銘柄に物色が波及する可能性もある。
日経平均の予想レンジは4万7000円─4万8500円。
公明党が連立を離脱することになり、少数与党の自民党はさらに勢力を減らすことになる。高市氏の政策の実効可能性の面で不透明感が強まることで「総裁選後の株高が巻き戻されるリスクがくすぶる」(国内証券のアナリスト)との声が出ている。株価は今後の政治枠組みを巡る報道に振らされる場面も想定されそうだ。
一方、米国では政府機関の閉鎖を受け、予定されている9月消費者物価(15日)、9月小売売上高(16日)など重要指標の発表が見送られる公算が高く、米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数などの主観調査のデータ(ソフトデータ)が手掛かりになるとみられる。「普段はあまり材料視されないIMF世界経済見通し(14日)に注目が集まるかもしれない」(大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト)との見方もある。
決算を手掛かりにした個別物色は活発化するとみられる。16日には半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の決算発表がある。AI(人工知能)需要拡大への期待が株価を押し上げてきた側面もあり、市場の関心は高い。
国内では小売企業の決算が続き、14日にはイオンが発表する。米国では金融機関を中心に決算シーズンとなり、国内の関連株にも物色が向かう可能性がある。14日にはシティグループ、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどが発表する。
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