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R6.6.3-7 三日新甫の6月相場が始まる・・・いきなり週末に米5月雇用統計!日本のスケジュールなんて全く関係ない!大事なのはアメリカの指標! (´・ω・`)

東京ロイター

日経平均は上値重い、金利高を嫌気 米軟着陸期待の持続が焦点=今週の東京株式市場

[東京 3日 ロイター] – 今週の東京株式市場で日経平均は、上値の重い値動きが想定されている。高止まりする日米金利が投資家心理の重しになりやすいとみられる。米雇用統計など経済指標の発表が複数控えており、経済のソフトランディング期待を背景に上昇してきた米国株が崩れないか目配りが必要になる。国内では、インフレの好循環への思惑が持続するかがポイントになりそうだ。

 日経平均の予想レンジは3万7500円─3万9000円。

 国内の手掛かりに乏しい中、米国では経済指標の発表が相次ぐ予定で「(米株高の背景となってきた)米経済のソフトランディングへの思惑が維持されるかが焦点」(野村証券・投資情報部の神谷和男ストラテジスト)とみられている。

 米国株は高値圏にあることから「米利下げの織り込みが進まないと上値は買いにくくなっている」(国内証券のアナリスト)という。米国で前週末に発表された個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想と同水準となって過度な米インフレ懸念は緩和しており、週初の株価はひとまず底堅い値動きが見込まれる。

 週内には、4月JOLTS求人件数(4日)、5月ADP全米雇用報告(5日)、5月雇用統計(7日)といった雇用関連指標のほか、5月ISM製造業(3日)・非製造業(5日)景況指数の発表がある。

 一方、日本経済はインフレ好循環の確認には時間とデータが必要とされ「実質賃金の減少が続く中では、個人消費の回復力は懸念材料であり続けそうだ」(野村の神谷氏)との見方がある。今年の春闘での賃上げ効果は4月分から反映されてくると見込まれ、5日に発表される4月毎月勤労統計から、改善の動きが読み取れるかに関心が寄せられそうだ。13567

R6.6.3 東京株式市場・大引け=続伸、米株高の流れ引き継ぐ 上値追いは限定的

[東京 3日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比435円13銭高の3万8923円03銭と、続伸して取引を終えた。前週末の米国株式市場でインフレへの過度な警戒感が和らぎ株高となった流れを引き継いだ。ただ、市場は月初で米雇用統計などの経済指標待ちとなっており、積極的に上値を追う展開にはならなかった。

 日経平均は前営業日比247円高で寄り付いた後も上げ幅を拡大し、一時、544円高の3万9032円50銭まで上昇、心理的節目の3万9000円を上回る場面がみられた。時間外取引で米10年債利回りが低下基調となったことで、指数寄与度の高い銘柄の一角が買われた。後場は上げ幅をやや縮小し、3万8900円近辺でのもみ合いが継続した。

 大和証券の林健太郎シニアストラテジストは「物価上昇圧力が和らぎ市場に安堵感が広がっているものの、まだ経済指標を一つずつ確認していかないといけない局面」と指摘。特に、今夜発表される5月の米ISM製造業指数、週末に発表される5月の米雇用統計への市場の関心は高いという。

 東証株価指数(TOPIX)は0.92%高の2798.07ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.92%高の1440.32ポイント。プライム市場の売買代金は4兆1313億4700万円だった。東証33業種で値上がりは証券、保険、海運、鉱業など28業種、値下がりは電気・ガス、輸送用機器など5業種だった。

 主力株では、ファーストリテイリング<9983.T>、東京エレクトロン<8035.T>がしっかりで、2銘柄で日経平均を約128円押し上げた。そのほか、TDK<6762.T>、信越化学工業<4063.T>も底堅く推移した。半面、ディスコ<6146.T>、ソシオネクスト<6526.T>、レーザーテック<6920.T>は軟調となるなど、半導体関連株はまちまちだった。

 型式指定申請で不正行為が行われていたとの報告を受けて、トヨタ自動車のほか、マツダ<7261.T>、ホンダ<7267.T>などの自動車株は総じてさえなかった。「ダイハツ問題を巡っては国内総生産(GDP)を押し下げるなどマクロにも影響が及んでおり、出荷状況や今夜の会見に注目したいところ」(国内証券ストラテジスト)との声があった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.3%安の616.66ポイントと、反落した。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1025銘柄(62%)、値下がりは563銘柄(34%)、変わらずは58銘柄(3%)だった。13291

R6.6.4 東京株式市場・大引け==小反落、利益確定優勢 300円超安の後は下げ渋り

[東京 4日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比85円57銭安の3万8837円46銭と、小幅に反落して取引を終えた。前日までの上昇の反動で利益確定売りが優勢となった。一時は330円超安となる場面もあった。ただ、売りが一巡した後は下げ幅を縮小するなど、下値の堅さも確認された。

 日経平均は前営業日比220円安と軟調にスタート。寄り付き後も下げ幅を広げ、前場中盤に3万8591円79銭まで値下がりした。ハイテク株の一角が売られ、相場の重しとなった一方、一部の主力銘柄は堅調に推移した。後場に入ると、軟調だったハイテク株がプラス転換し、一時27円安まで下げ幅を縮小。大引けにかけては3万8800円台を中心に一進一退となった。
 認証不正が明らかになったトヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>などの自動車株は軟調。市場では「現行生産車種で問題があった企業は一時的に生産を停止するが、影響は国内で販売される車種に限られることなどから、業績へのインパクトは限定的だろう」(国内証券・アナリスト)との指摘が聞かれた。

 足元の日経平均は3万8000円台を中心とした値動きが続いている。岩井コスモ証券の投資調査部部長・有沢正一氏は「相場全体の明確な方向感はみえないものの、循環物色が中心で、下落した銘柄には押し目買いも入っている」と話した。日経平均は3万9000円に近付くと売りが出やすい一方で、下値は堅いという。
 マーケット参加者の関心は日米の金融政策イベントに向かっており、「来週半ば頃までは横ばい圏での動きが続きそうだ」(有沢氏)との見方もあった。

 TOPIXは0.38%安の2787.48ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.38%安の1434.86ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆2707億2000万円だった。東証33業種では、その他製品、サービス、不動産など11業種が値上がり。鉱業、石油・石炭製品、保険など22業種は値下がりした。

 個別では、主力のソニーグループ<6758.T>、任天堂<7974.T>がしっかり。リクルートホールディングス<6098.T>は2%超高だった。一方、トヨタが1%超安、ホンダは2%超安、スズキ<7269.T>は1%超安と軟調。マツダ<7261.T>は変わらずだった。
 指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>はそれぞれ1%超安。半導体株はまちまちで、東京エレクトロン<8035.T>が小幅高、アドバンテスト<6857.T>が小幅安だった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.37%高の631.29ポイントと、反発した。プライム市場の騰落数は、値上がり794銘柄(48%)に対し、値下がりが799銘柄(48%)、変わらずが54銘柄(3%)だった。14142

R6.6.5 東京株式市場・大引け=続落、円高進行を嫌気 半導体関連に売り

[東京 5日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比347円29銭安の3万8490円17銭と、続落して取引を終えた。米金利低下を受けてドル安/円高が進行し、株価の重しとなった。米経済の先行き不透明感も意識されているとの声もあった。自動車などの輸出関連株のほか、半導体関連株や金融株など、幅広い業種が売られた。 
 日経平均は前営業日比183円安で寄り付き、一時493円安の3万8343円98銭まで値下がりする場面があった。前日の米国株式市場は小幅に上昇したものの、東京株式市場では円高進行を嫌気した動きがみられたほか、主力の半導体株も軒並み下落し、日経平均を押し下げた。後場は3万8400円近辺でのもみ合いが継続、ドル/円は155円台での推移となった。
 SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「米国を中心に弱い経済指標が発表されており、株価の重しになっている」と指摘。3日発表の米供給管理協会(ISM)製造業指数の低下でバリュー株に弱さがみられる中、市場は今夜発表のISM非製造業指数に関心が向いている。「さらに下向きとなると、景気全般に対して警戒感が高まりやすい」(山口氏)という。

 東証株価指数(TOPIX)も続落し、1.41%安の2748.22ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.41%安の1414.61ポイント。プライム市場の売買代金は4兆6224億9800万円だった。業種別では国内金利の低下を受けて保険の売りが目立ったが、不動産はしっかり。東証33業種では、値下がりは保険、鉱業、鉄鋼、海運、非鉄金属など27業種で、値上がりは医薬品、不動産など6業種だった。
 個別では、レーザーテック<6920.T>か7日続落し、7.54%安となった。空売りファンドのスコーピオン・キャピタルが、レーザーテック株を空売りしているとX(旧ツイッター)に投稿したことなどが嫌気された。レーザーテックの大幅安に連れて、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>などの半導体関連株もさえなかった。
 そのほか、リクルートホールディングス<6098.T>、住友金属鉱山<5713.T>も4%超安と軟調。アクティビスト(物言う投資家)として知られる米エリオットが自社株買いを要求したと報じられたソフトバンクグループが<9984.T>4.63%高。そのほか、第一三共<4568.T>、オリンパス<7733.T>も2%超高でしっかりだった。
 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.29%安の623.17ポイントと反落した。グロース市場に新規上場したアストロスケールホールディングス<186A.T>は公開価格を50.7%上回る1281円で初値を付けた後、制限値幅上限の1582円まで上値を伸ばし、1375円で引けた。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが363銘柄(22%)、値下がりは1246銘柄(75%)、変わらずは39銘柄(2%)だった。14049

R6.6.6 東京株式市場・大引け=反発、半導体株主導で一時500円超高 上値重く伸び悩む

[東京 6日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比213円34銭高の3万8703円51銭と、反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株高の流れを引き継いで、半導体関連などに買いが入った。一時521円高となる場面もあったが、買い一巡後は伸び悩み、後場は小動きとなった。  

 日経平均は前営業日比351円高と堅調にスタートした後も上値を伸ばし、前場序盤に3万9011円93銭の高値を付けた。前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が4%超高となったことが好感され、半導体関連株が買われた。足元で軟調だったセクターに買いが入るなど、循環物色の動きもみられた。
 一方、日経平均は3万9000円近辺では上値の重さもみられ、買いが一巡した後は3万8700円台を中心に一進一退の展開が続いた。

 いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「日経平均の下値は切り上がっており、地合いは悪くないが、買い上がるほどの好材料は見当たらない」と指摘する。当面は横ばい圏での推移が続きそうだという。
 物色動向については、「来週に日銀会合を控えて債券市場が思惑で動きやすくなるとみられる。国内金利の上昇が続けば金融セクターがしっかりと推移しそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との見方が聞かれた。

 日銀の植田和男総裁は参院財政金融委員会で、国債買い入れについて「今後、大規模な金融緩和からの出口を進めていく中で減額することが適当だ」と述べた。
 株式市場への影響は限定的だった。

 TOPIXは0.33%高の2757.23ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.33%高の1419.26ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆2683億6800万円だった。東証33業種では、海運、証券、石油・石炭製品など18業種が値上がり。サービス、不動産、繊維など15業種は値下がりした。

 個別では、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>が堅調。ソフトバンクグループ<9984.T>は一時5%超高となった。前日に新株発行で約188億円を調達すると発表したさくらインターネット<3778.T>は2.3%高。一方、レーザーテック<6920.T>は8日続落し、2.9%安だった。
 主力銘柄ではトヨタ自動車<7203.T>が1.7%高、ソニーグループ<6758.T>が1%高。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>は小幅高だった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.71%安の612.53ポイントと続落した。

 プライム市場の騰落数は、値上がり601銘柄(36%)に対し、値下がりが988銘柄(59%)、変わらずが58銘柄(3%)だった。13712

R6.6.7 東京株式市場・大引け=小反落、米雇用統計待ちで薄商い 方向感欠く

[東京 7日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比19円58銭安の3万8683円93銭と小幅に反落して取引を終えた。前日の米国株式市場でハイテク株などが下落した流れを引き継いだ。米雇用統計の発表を控えて模様眺めが強まって商いは膨らまず、明確な方向感は出なかった。

 日経平均は105円安でスタートした。プラス圏に浮上する場面もあったが、短時間で押し返され、一時142円安の3万8560円85銭に下落した。その後はマイナス圏での小動きが続いた。「個別に材料のあった銘柄の値動きはあったが、全体としては米雇用統計待ちとなった」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)との声が聞かれた。
日本時間の今晩に米5月雇用統計の発表を控えた週末の上、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合が開かれることもあって、ポジションの傾けにくさが意識された。
このところ米国の雇用指標は、労働需給の緩和を示す数字が続いている。仮に雇用統計も弱い数字となれば「米国株は早期利下げへの期待が支援するだろうが、日本株は日銀のタカ派姿勢が警戒されて取り残される可能性がある」(松井の窪田氏)との見方が聞かれた。
 TOPIXは0.08%安の2755.03ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.08%安の1418.11ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆4623億8800万円と薄商いだった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属やサービス、化学など17業種で、値下がりは電気・ガスや輸送用機器、証券など16業種だった。

 個別では、塩野義製薬<4507.T>が年初来安値を更新。肥満症治療薬の試験結果が目標数値を達成できず嫌気された。メガバンクの一角が政策保有株の売却を検討していると一部で報じられたトヨタ自動車<7203.T>のほか、証券取引等監視委員会が傘下の銀行と証券2社を行政処分するよう金融庁に勧告する検討に入ったと一部で報じられた三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>は軟調だった。
 一方、レーザーテック<6920.T>は9日ぶりに反発。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.49%高の621.64ポイントと、3日ぶりに反発した。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが954銘柄(57%)、値下がりは633銘柄(38%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。13548

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