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R6.6.24-28 配当・優待は逆日歩3日間・・・権利を取るのか迷うものの週末以外は特に大したこともない!円安が気になるもののまったりした1週間になるのかな?!なんて思う今週! (´・ω・`)

東京ロイター

レンジ内もみ合い、米景気や日銀「主な意見」を見極め=今週の東京株式市場

[東京 24日 ロイター] – 今週の東京株式市場は、もみ合いが想定されている。相場の方向感につながる決め手を欠き、レンジ内での値動きが中心になりそうだ。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が維持されるかがポイントの1つとなり、週末に5月米個人消費支出(PCE)価格指数の発表(28日)が近づくと、手掛けにくさが意識されそうだ。日銀正常化への警戒感もあり、金融政策決定会合の主な意見(6月13―14日開催分、24日)にも関心が寄せられる。

 日経平均の予想レンジは3万8000円─3万9000円。

 今週は月末・四半期末に当たり、持ち高調整の動きが見込まれる。ただ、それ以外は「積極的に動ける材料がない」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との見方が多い。目先は5―6月の中心レンジ3万8000円─3万9000円から大きく外れないとみられている。

ただ、日経平均は日柄調整が長引く中、テクニカル面では25日移動平均線や75日線、日足・一目均衡表の雲などが3万8000円台半ばから後半に収れんしてきている。「かなり煮詰まってきてはいる。突発的な材料が出て上下いずれかにレンジを抜けるようなら、ついていくしかないだろう」と、証券ジャパンの大谷氏はみる

 米国では住宅関連指標(25日など)や耐久財受注(27日)といった経済統計の発表がある。このところ、景気の鈍化を示唆する弱い数字が目立っており、過度に景気懸念が強まるようなら、高値圏にある米国株は調整しかねないとの警戒感が根強い。

 日銀会合の主な意見については「おおむね織り込みは進んでいるだろう」(国内証券のアナリスト)とみられている。一方、追加利上げに前向きな議論が確認されるようならサプライズとなり、株価の下押しに作用しかねないと警戒する声もある。1274

R6.6.24 東京株式市場・大引け=反発、円安基調支えにアジア・米株に逆行高

[東京 24日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比208円18銭高の3万8804円65銭と、反発して取引を終えた。朝方は米ハイテク株安を受けて軟調な値動きだったが、その後は上値追いの展開となった。日本株は円安基調を受けて自動車株などの輸出関連が総じてしっかりで、主要アジア株や米株先物3指数がマイナス圏で推移する中、逆行高の様相となった。

 日経平均は前営業日比99円安でスタートした後、180円安の3万8416円07銭の安値を付け、その後プラス転換した。後場は終始プラス圏での推移で、一時309円高の3万8905円47銭に上昇した。為替市場でドルが160円目前まで買われるなどの円安基調を受けて、輸出関連株がしっかりだった。一方、先週後半から米ハイテク株が調整含みとなっている流れで、指数寄与度の大きい半導体関連株はさえなかった。

 松井証券の窪田朋一郎投資メディア部長は「米市場を中心にハイテク株のピークアウトが迫ってきているようにみえる」と話す。きょうの日本株は円安を受けて買い戻しが入っているが、世界的に株価がさえない動きとなる中、日本株の上昇は一時的となる可能性が高いとみている。

 朝方に日銀がした6月13―14日の金融政策決定会合の「主な意見」では、物価の上振れリスクが出てきているとして、回会合に向けてもデータを注視し「目標実現の確度の高まりに応じて、遅きに失することなく適時に金利を引き上げることが必要だ」との意見が出ていたことが明らかになった。
 市場では「『主な意見』を受けてもドルが急落しなかったことは、日本株の支えになったようだ」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

 東証株価指数(TOPIX)は0.57%高の2740.19ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.57%高の1410.37ポイント。プライム市場の売買代金は3兆4666億3500万円だった。東証33業種では、輸送用機器、医薬品、倉庫・運輸関連、銀行、情報・通信業など26業種、値下がりは非鉄金属、ゴム製品など7業種だった。

 主力株では、指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983.T>、東京エレクトロン<8035.T>が横ばい、ソフトバンクグループ<9984.T>が小幅高。TDK<6762.T>、中外製薬<4519.T>は2─3%超高で、日経平均の押し上げ役となった。ダイキン工業<6367.T>、信越化学工業<4063.T>はさえなかった。
 輸出関連株はトヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、豊田自動織機<6201.T>が1─2%超高としっかり。名村造船所<7014.T>は10%超高となった。
 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.12%高の638.77ポイントと、反発した。

 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1124銘柄(68%)、値下がりは476銘柄(28%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。12797

R6.6.25 東京株式市場・大引け=続伸、終値で3万9000円台回復 バリュー株しっかり

[東京 25日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比368円50銭高の3万9173円15銭と、続伸して取引を終えた。前日の米国株市場でダウ工業株30種が底堅く推移した流れを引き継いでバリュー(割安)株が買われ、相場を支えた。プライム市場では8割超が値上がりするなど、しっかりした地合いが継続した。日経平均が終値で3万9000円台を回復するのは、11日以来。

 日経平均は前営業日比29円高と小幅高でスタート。その後、小幅安に転じる場面もあったが、次第にプラス圏に再浮上した。前日の米ハイテク株安の流れで、指数寄与度の高い半導体株の一角は売られたが、バリュー株が堅調で相場を支えた。後場後半にかけては一段と買いが強まったほか、半導体株の下げ幅が一時縮小し、日経平均は410円高の3万9215円07銭で高値を付けた。

 物色動向としては、保険や銀行などの上昇が目立ち、市場では「比較的PBR(株価純資産倍率)1倍割れの銘柄が多いセクターで、金利の動向というよりは割安感に着目した買いが入っているようだ」(国内証券・ストラテジスト)との見方が聞かれた。
 いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「日経平均の下値は順調に切り上がっており、基調はしっかりしている」と指摘。米金利動向に不透明感がある中でハイテク株の一角は弱含んでいるものの、「目先は(国内の)金利先高観が支えとなる金融セクターや、国内消費の改善期待が強い小売関連など、内需系が相場を支えるのではないか」という。

 TOPIXは1.72%高の2787.37ポイントで取引を終了。プライム市場指数は前営業日比1.72%高の1434.68ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆9594億4900万円だった。東証33業種では、全業種が値上がり。保険、輸送用機器、銀行が値上がり率上位に入った。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.34%高の647.30ポイントと、続伸した。

 個別では、主力のトヨタ自動車<7203.T>が4%超高、SUBARU<7270.T>、ホンダ<7267.T>がそれぞれ2%超高だった。為替の円安基調が続いていることなどが支援材料となった。
 保険株では、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が5%超高、東京海上ホールディングス<8766.T>、SOMPOホールディングス<8630.T>がそれぞれ4%超高だった。
 一方、指数寄与度の高い東京エレクトロン<8035.T>は1%超安、ソフトバンクグループ<9984.T>は小幅安だった。ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>も軟調だった。

 プライム市場の騰落数は、値上がり1411銘柄(85%)に対し、値下がりが204銘柄(12%)、変わらずが30銘柄(1%)だった。12978

R6.6.26 東京株式市場・大引け=3日続伸、半導体関連が押し上げ 約2か月半ぶり高値

[東京 26日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比493円92銭高の3万9667円07銭と、3日続伸して取引を終えた。前日の米市場でエヌビディア<NVDA.O>などの大手ハイテク株が買われた流れを引き継ぎ指数寄与度の高い半導体関連銘柄が堅調で、日経平均は4月12日以来、約2カ月半ぶりの高水準で引けた。

 日経平均は前営業日比191円高で寄り付き、上げ幅を縮小する場面もあったがじり高となり、後場に615円高の3万9788円63銭で高値を付けた。新規の好材料が出たわけではなく、外部環境をみても主要アジア株や米株先物3指数は高安まちまちとなっていたことから、市場では「意外高」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。

 東証株価指数(TOPIX)は0.56%高の2802.95ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.56%高の1442.75ポイント。プライム市場の売買代金は4兆2538億8700万円だった。

 東証33業種では、電気機器、サービス、医薬品、精密機器、証券など22業種が値上がり、石油・石炭製品、海運、ゴム製品など11業種は値下がりした。物色動向としては、ハイテク株がしっかりだった一方、エネルギー関連などのバリュー株が売られた。

 みずほ証券の倉持靖彦氏マーケットストラテジストは「4─6月のボックス相場を経て、だいぶ過熱感が解消され下値も堅くなってきた」と話す。幅広い業種に資金が向かう中、TOPIXは史上最高値(2886.50=89年12月)まであと3%弱に迫っており「次の局面に向けて思惑や期待が高まっており、地合いは良い」という。

 主力株では、アドバンテスト<6857.T>が7.02%高となった。前日発表した中期経営計画で示した収益性の改善や資本効率向上が好感された。東京エレクトロン<8035.T>は3.63%高で、2銘柄で日経平均を約230円押し上げる格好となった。指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>も買われた。半面、ジェイテクト<6473.T>、ソフトバンク<9434.T>はともに2%超安でさえなかった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.2%高の655.08ポイントと、3日続伸した。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが985銘柄(59%)、値下がりは590銘柄(35%)、変わらずは70銘柄(4%)だった。13117

R6.6.27 東京株式市場・大引け=4日ぶり反落、ハイテク株安重し 為替介入への警戒も 

[東京 27日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比325円53銭安の3万9341円54銭と、4営業日ぶりに反落して取引を終えた。前日までの上昇の反動でハイテク株を中心に軟調に推移したほか、為替介入への警戒感が相場の重しとなった。日経平均は一時470円超安となる場面があった。

 日経平均は前営業日比232円安と軟調にスタートした後、下げ幅を広げ、前場中盤に3万9193円51銭で安値を付けた。決算を発表した米半導体大手マイクロン・テクノロジーの時間外取引での下落が嫌気され、指数寄与度の高い半導体関連株に売りが出て、相場の重しとなった。為替相場ではドルが160円前半で推移し円安基調が続いているものの、介入への警戒感が意識され、輸出株を積極的に買う動きは限られた。
 市場では「日米の金利差以外にも円安要因が複数あり、介入が入ってもトレンドが大きく変わる可能性は低い」(国内証券・ストラテジスト)との指摘があった。ただ、介入が入れば一時的に輸出株の売りが強まりやすいという。
 日経平均は後場も軟調な値動きが継続。一方、プライム市場では5割超の銘柄が上昇するなど、全体が崩れる展開にはならなかった。

 この日の日本株は上値が重かったものの、地合いは底堅いとの見方も聞かれた。丸三証券の投資情報部長・丸田知宏氏は「日経平均が3月22日に高値を付けてから3カ月経ち、足元では日柄調整もだいぶ進んだ」と話す。現在は株主総会シーズンで、「企業のガバナンス改革が進むという期待感が改めて高まっている上、証券会社の見通し修正を受けて企業業績に対する市場の見方も改善している」という。日経平均は3万9000円台で値固めできれば、4万円台トライの可能性もありそうだ、との指摘もあった。

 TOPIXは0.33%安の2793.70ポイントで取引を終了。プライム市場指数は前営業日比0.33%安の1437.99ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆9859億8200万円だった。東証33業種では、保険、鉄鋼、パルプ・紙など9業種が値上がり。鉱業、ゴム製品、証券など24業種は値下がりした。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.02%高の668.30ポイントと、4日続伸した。グロース市場に新規上場した豆蔵デジタルホールディングス<202A.T>は、公開価格をを1.35%上回る1348円で初値を付け、高値の1648円で取引を終えた。

 個別では、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>がそれぞれ2%超安、SCREENホールディングス<7735.T>が5%超安だった。指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983.T>は1%超安、ソフトバンクグループ<9984.T>は小幅高だった。
 主力のトヨタ自動車<7203.T>は小幅安。日立製作所<6501.T>、IHI<7013.T>はそれぞれ3%超高となった。

 プライム市場の騰落数は、値上がり896銘柄(54%)に対し、値下がりが677銘柄(41%)、変わらずが59銘柄(3%)だった。13054

R6.6.28 東京株式市場・大引け=反発、円安が支援 輸出株や金融株しっかり

[東京 28日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比241円54銭高の3万9583円08銭と反発して取引を終えた。為替の円安が輸出関連株を中心に支援したほか、日銀の早期利上げへの思惑から金融株も高かった。TOPIXはバリュー株高を支えに、3月につけたザラ場でのバブル後高値を一時上回った。
 日経平均は251円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、一時442円高の3万9783円70銭に上昇した。ドル/円が一時161円台に上昇し、自動車株など輸出関連株が支援された。
 5月の鉱工業生産指数(速報)は自動車の増産が寄与し、前年比2.8%上昇と市場予想を上回ったことが一部で材料視され、輸送用機器のほか、電気機器や機械も物色された。半導体関連は総じてしっかり。
 保険株や銀行株も堅調。朝方に発表された6月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比2.1%上昇で、民間予測(同2.0%上昇)を上回ったほか、円安による輸入物価上昇への思惑から日銀の早期利上げ観測につながった。

 日経平均は、この2カ月のレンジ3万8000円─3万9000円を上回った水準にあり「保ち合いを離れる動きについていこうと考える投資家は多そうだ。4万円に近づくと、買い戻しが増えてくるのではないか」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との見方が聞かれた。プライム市場では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回ったが「日替わりで循環し、かさ上げとなるなら問題はない」(証券ジャパンの大谷氏)との声があった。
 米大統領選の討論会があったが、相場の反応は限られた。「討論会後の支持率の変化を見極めたい」(国内証券のアナリスト)との声があった。
 TOPIXは0.57%高の2809.63ポイントで取引を終了。プライム市場指数は前営業日比0.57%高の1446.20ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆2833億9400万円だった。東証33業種では、値上がりは保険や銀行、海運など22業種、値下がりは食料品や空運、電気・ガスなど11業種だった。
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やアドバンテスト<6857.T>が堅調。トヨタ自動車<7203.T>は小じっかり。一方、中外製薬<4519.T>や資生堂<4911.T>、花王<445 2.T>は軟調だった。
 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.06%安の661.24ポイントと、5日ぶりに反落した。新規上場のロゴスHLDG<205A.T>の初値は公開価格と同じ2290円だった。終値は、初値を下回る1930円だった。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが660銘柄(40%)、値下がりは924銘柄(56%)、変わらずは61銘柄(3%)だった。13021

 

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