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R6.3.25-29 お彼岸が終わって配当取りが始まる今週!期末の取引が始まるのです!(´・ω・`)

東京ロイター

日経4万円で値固め、TOPIX最高値更新に注目=今週の東京株式市場

[東京 25日 ロイター] – 今週の東京株式市場で日経平均は、4万円での値固めの展開が想定される。市場では日米の中銀会合通過で安心感が広がっており、目立った悪材料が見当たらない。今週半ばの29日は権利確定日となるため、配当取りを意識した買いが相場を下支えするとみられている。銀行や高配当などのバリュー株に資金が向かいやすい中、TOPIX(東証株価指数)が史上最高値を更新できるかも焦点となりそうだ。

 日経平均の予想レンジは4万0000円─4万1200円

 22日の日経平均は4日続伸し、週間では2180円上昇した。TOPIXは0.61%高の2813.22ポイントと6日続伸し、1989年12月18日につけた史上最高値(2886.50ポイント)に急接近しており、今週中の新高値更新が視野に入る。

 フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長は「日銀のマイナス金利解除で銀行株などが買われやすいほか、経済正常化の観点から株価純資産倍率(PBR)改善期待も根強い。TOPIX優位の環境は今後も続きやすい」との見方を示した。

 今週は、27日が3月期末の権利付最終日、28日が権利落ち日となる。最終日に向けて、配当取りや配当分の再投資に伴う買いが相場を下支えするとみられている。

 国内では3月18─19日に開催された日銀金融政策決定会合の「主な意見」が28日に公表される。市場では「日銀は夏頃にも追加利上げに向けた地ならしを始めるとみられており、政策を見極める上で注目」(国内証券ストラテジスト)との声があった。そのほか今週は、3月の東京都区部消費者物価、2月の鉱工業生産の発表も控えている。  
 米国では3月のコンファレンス・ボード(CB)の消費者信頼感指数、2月の個人消費支出(PCE)などが発表される。29日は聖金曜日に伴い、米国や欧州、アジアの主要市場が休場となる。17113

R6.3.25 東京株式市場・大引け=5日ぶり反落、利益確定売り 前週の上昇の反動で

[東京 25日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比474円31銭安の4万0414円12銭と、5営業日ぶりに反落して取引を終えた。日経平均は前週に2100円超値上がりした反動で、利益確定売りが優勢となった。下値では押し目買いが流入する場面もあったが、大引けにかけて再び売りが強まった。

 日経平均は前営業日比89円安と、小幅安でスタート。寄り付き後は下げ幅を縮小する場面もみられたものの、次第に売りが広がった。指数寄与度の大きい半導体株の一角や主力銘柄が軟調で、指数を押し下げた。売り一巡後は押し目買いもみられ、もみ合う場面があったが、後場終盤にかけて再び売り圧力が強まった。

 市場では「前週に2100円以上上昇したため、もう少し深い調整が入ってもおかしくないと思っていたが、押し目買い意欲は強いようだ」(いちよし証券の銘柄情報課課長・及川敬司氏)との指摘も聞かれた。
 ドルが151円台で推移する中、目先の為替動向に関心を寄せる声もあった。「仮に実弾介入が入れば、値幅を伴って円高に振れる可能性があり、その場合は株式市場も動揺するだろう」(国内証券・ストラテジスト)といい、今後も為替動向と当局の姿勢に神経質な展開が続くのではないか、との見方が聞かれた。

 TOPIXは1.26%安の2777.64ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆3417億4100万円だった。東証33業種では、陸運、その他金融、石油・石炭製品など5業種が値上がり。精密機器、不動産、サービスなど28業種は値下がりした。

 個別では、アドバンテスト<6857.T>が2%超高と堅調。一方、東京エレクトロン<8035.T>、信越化学工業<4063.T>、TDK<6762.T>は値下がりした。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>は小幅安だった。
 小林製薬<4967.T>はストップ安。22日、同社の機能性表示食品「紅麹(こうじ)コレステヘルプ」に健康被害の恐れがあるとして、「紅麹コレステヘルプ」などの自主回収をすると発表したことなどが嫌気された。

 プライム市場の騰落数は、値上がり348銘柄(21%)に対し、値下がりが1267銘柄(76%)、変わらずが40銘柄(2%)だった。16904

R6.3.26 東京株式市場・大引け=小幅続落、手掛かり乏しく需給が綱引き 個別物色は活発

[東京 26日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比16円09銭安の4万0398円03銭と小幅に続落して取引を終えた。手掛かりに乏しい中、期末の需給面での売買が綱引きとなり、方向感を欠いた。一方、個別材料に基づく物色は活発だった。

 日経平均は前営業日比69円安と小幅安でスタートした後は、一時115円高に上昇した一方、一時133円安に下落し、前日終値を挟んだ上下動が続いた。市場では「短期的に材料に乏しい中、リバランスや指数の銘柄入れ替えなど需給イベントが重なることや、為替介入への警戒感で上値を追いにくい。一方、配当狙いの買いは支えになった」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)との声が聞かれた。
 国内の半導体関連株は底堅く「引き続きエヌビディア株の動向が重視されているようだ」(国内証券のストラテジスト)との見方があった。前日の米国市場では米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が小安かった一方、エヌビディア<NVDA.O>株は小じっかりだった。ドル/円は151円前半で高止まりし、円安の一服は輸出関連株の上値を抑えた。
 TOPIXは0.11%高の2780.80ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.11%高の1431.29ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆3525億4500万円だった。東証33業種では、値上がりは保険や機械、医薬品など19業種で、値下がりは陸運や石油・石炭製品、パルプ・紙など14業種だった。
 個別物色は活発だった。政府が、英国・イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国への輸出を解禁する方針を閣議決定したと伝わり、三菱重工業<7011.T>が上場来高値を更新。来期の営業黒字化の観測報道があったIHI<7013.T>や、利益・配当予想を上方修正したあみやき亭<2753.T>は大幅高だった。一方、日産自動車<7201.T>や東急<9005.T>は、中期経営計画の物足りなさが意識されて軟調だった。
 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.83%安の744.03ポイントと、3日続落した。上場2日目のイシン<143A.T>の初値は公開価格の2倍の2234円で、初値を下回る2045円で取引を終えた。

 新規上場のL is B<145A.T>の初値は公開価格を39.7%上回る1553円、終値は1435円。ソラコム<147A.T>の初値は公開価格を79.6%上回る1563円で、終値は1338円。ハッチ・ワーク<148A.T>は初値が公開価格を30.3%上回る2815円で終値はストップ高の3315円。JSH<150A.T>は公開価格を95.8%上回る893円が初値で、終値は806円だった。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが868銘柄(52%)、値下がりは734銘柄(44%)、変わらずは53銘柄(3%)だった。16866

R6.3.27 東京株式市場・大引け=反発、配当権利取りの動きや円安が支援

[東京 27日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比364円70銭高の4万0762円73銭と反発して取引を終えた。配当権利取り狙いなど需給に基づく買いが支援した。為替の円安基調も投資家心理を支えた。

 日経平均は前営業日比119円高で寄り付いた後、次第に上げ幅を広げた。後場には一段高となり、一時581円高の4万0979円36銭に上値を伸ばす場面もあった。前日の米株安にもかかわらず日本株は上昇し、市場では「需給要因が中心だろう」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との声が聞かれた。きょうは3月末の権利付き最終売買日にあたり、配当権利取りの買いや、配当落ち分のギャップを埋めるための先物買いへの思惑が相場を支援したとみられる。

 指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株の一角がしっかりと推移したほか、金融株など高配当銘柄も上昇した。

 ドル/円の円安基調も相場の支えになった。日銀の田村直樹審議委員は27日、青森県金融経済懇談会であいさつし、「当面、緩和的な金融環境が継続する」などと発言。取引時間中に、ドルが152円に接近する場面もあった。

 年度末や年度始めの需給イベントは今後も控えており「目先の株価は振らされそうだ」(大谷氏)とみられている。

 TOPIXは0.66%高の2799.28ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.67%高の1440.84ポイントだった。プライム市場の売買代金は5兆2189億3700万円だった。東証33業種では、値上がりは不動産やその他製品、保険など32業種で、値下がりは電気・ガスの1業種だった。

 東京エレクトロン<8035.T>やTDK<6762.T>が堅調で、スズキ<7269.T>は大幅高。一方、ニデック<6594.T>やキーエンス<6861.T>、富士フイルムHLDG<4901.T>は軟調だった。
 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.65%安の739.23ポイントと、4日続落した。新規上場のコロンビア・ワークス<146A.T>の初値は公開価格を13.4%上回る3745円で、終値は初値を下回る3725円だった。シンカ<149A.T>の初値は公開価格を26.5%上回る1671円で、初値を上回る1803円で取引を終えた。ダイブ<151A.T>の初値は公開価格を77.1%上回る3225円で、初値を下回る3050円で取引を終えた。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1221銘柄(73%)、値下がりは394銘柄(23%)、変わらずは40銘柄(2%)だった。17901

R6.3.28 東京株式市場・大引け=反落、配当落ちで 月末控え利益確定も

[東京 28日 ロイター] -東京株式市場で日経平均は、前営業日比594円66銭安の4万0168円07銭と、反落して取引を終えた。きょうは3月末決算銘柄の配当と株主優待の権利落ち日で、指
数の押し下げ要因となり、実質的には小幅安だった。3月末を控えて利益確定売りが出たとの指摘もあった。

 日経平均は前営業日比438円安と反落してスタート。その後は下げ幅を縮小する場面もみられたが、再び売りが強まった。指数寄与度の大きい銘柄の一角や半導体関連株が値下がりし、日経平均は一時700円超安の4万0054円06銭まで下落した。一方、足元で売られていた銘柄が買われるなど、循環物色の動きもみられた。

 市場では「配当落ち分や、3月末を控えて一部の投資家が利益確定売りを出しているようで、日本株は上値が重い」(三菱UFJアセットマネジメントのチーフファンドマネジャー・石金淳氏)との受け止めが聞かれた。
 市場関係者からは為替動向に関心を寄せる声が多く聞かれ、「当局の為替介入の警戒感もあり、円安基調が続いているからといって輸出株が買われる流れではなくなっている」(国内証券・ストラテジスト)との意見もあった。三菱UFJAM・石金氏は「いずれ為替が円高反転することを踏まえると、内需系セクターは買いでいいとみている」と話した。

 TOPIXは1.73%安の2750.81ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆9134億4000万円だった。東証プライム市場指数は前営業日比1.73%安の1415.86ポイントだった。東証33業種では、鉱業以外の32業種が値下がり。パルプ・紙、陸運、鉄鋼などの値下がりが目立った。

 個別では、東京エレクトロン<8035.T>が小幅安、アドバンテスト<6857.T>が1%超安、信越化学工業<4063.T>が3%超安だった。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>は小幅安だった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.60%安の734.79ポイントと、5日続落した。新規上場した情報戦略テクノロジー<155A.T>は公開価格の2.21倍の1021円で初値を付け、1321円まで上昇。同じく新規上場のカウリス<153A.T>は公開価格を87.9%上回る2875円で初値を付け、一時3225円まで上昇。2957円で取引を終えた。

 プライム市場の騰落数は、値上がり224銘柄(13%)に対し、値下がりが1362銘柄(82%)、変わらずが24銘柄(1%)だった。17498

R6.3.29 東京株式市場・大引け=反発、下落の反動で買い優勢 1-3月は四半期で過去最大の上げ幅

[東京 29日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比201円37銭高の4万0369円44銭と、反発して取引を終えた。前日の下落の反動で自律反発狙いの買いが優勢となり、日本株は底堅く推移した。プライム市場では8割超の銘柄が値上がりするなど、幅広く買いが先行した。
 日経平均の1─3月の上昇幅は6905円27銭で、23年4―6月の5147円56銭を上回り過去最大となった。同期間には、デフレ脱却や企業改革への期待、生成AI(人工知能)人気や米株に比べた割安感など複数の好材料が重なり、バブル景気時に記録した史上最高値を更新したほか、初めて4万円台に乗せた。

 きょうの日経平均は前営業日比109円高と小幅高でスタート。寄り付き後も上げ幅を拡大し、しっかりと推移した。今晩は欧州や米国など多くの国が休場となるほか週末を控えて、後場は様子見ムードも広がったが、大引けにかけては再び買いが強まった。日経平均は一時、353円高の4万0521円71銭まで上昇した。

 市場では「昨日の下げの反動や、前日の米国株はまちまちだったものの、依然として高値圏をキープしていることなどから、底堅い動きが続いた」(SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏)との声が聞かれた。物色動向に関しては「足元では内需系も動意付いており、幅広い銘柄が買われている」(国内証券・ストラテジスト)との指摘もあった。
 来週からは新年度入りし、新規の買いも想定される一方で「4月半ば頃から米国で企業決算がスタートするため、目先の日本株は高値圏で横ばいの動きとなるのではないか」(SMBC信託銀・山口氏)との予想が示された。

 TOPIXは0.65%高の2768.62ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆0890億3200万円だった。東証プライム市場指数は前営業日比0.65%高の1425.03ポイントだった。東証33業種では、繊維、不動産、建設など31業種が値上がり。海運、ゴム製品は値下がりした。

 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>が0.9%高、東京エレクトロン<8035.T>は0.7%高だった。アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>はそれぞれ1%超高でしっかり。
 前日に自社株買いを発表した小糸製作所<7276.T>はストップ高で取引を終了。フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>、三菱重工業<7011.T>は大幅高となった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が前営業日比1.59%高の746.45ポイントで終了。きょうグロース市場に新規上場したグリーンモンスター<157A.T>は公開価格を73.46%上回る1700円で初値を付け、1990円まで上昇。1619円で取引を終えた。一方、同じく新規上場のマテリアルグループ<156A.T>は公開価格を8.05%下回る1085円で初値を付け、1180円まで上昇。1030円で取引を終えた。

 プライム市場の騰落数は、値上がり1367銘柄(82%)に対し、値下がりが253銘柄(15%)、変わらずが32銘柄(1%)だった。17737

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