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R5.12.25-29 2023年も今週で終わりです・・・専業で過ごした1年間!長かったようで短かった濃密な1年でした!権利付き最終日の売買と大納会!新NISA!辰年に向けて!掉尾の一振が見られるのか!今年も1年お疲れ様でした m(_ _)m 

東京ロイター

3万3000円挟んで横ばいか、材料難で動意薄=今週の東京株式市場

[東京 25日 ロイター] – 今週の東京株式市場で日経平均は、3万3000円を挟んで横ばい圏での推移が想定されている。海外勢がクリスマス休暇に入り市場参加者が少なくなることに加え、新規材料も乏しく、動意に欠く展開が見込まれる。ただ、円相場の急な動きには注意が必要で、仮に急速な円高が進行すれば日経平均は3万2500円程度まで下落するリスクがあるという。

日経平均の予想レンジは3万2500円―3万3500円。

今週は多くの国が25―26日に休場となるため取引参加者が減り、商いも低調となる見通し。日米の金融政策イベントを通過して手掛かり材料も少ないことから「日経平均は3万3000円を挟んで上下500円程度の値動きとなりそうだ」(三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏)との声が聞かれる。

国内では、18―19日に開催された金融政策決定会合における主な意見が27日に公表される予定で、市場参加者の関心が集まっている。今月の会合では政策変更はなかったものの、政策修正への地ならし的なコメントが確認されれば、為替が円高に振れて日本株の下押し圧力になる可能性があるという。
取引参加者が減る年末年始は為替市場のボラティリティーが高まることもあり、「仮にドルが140円を割り込むなど円高が進めば、日経平均も3万2500円程度まで下落するのではないか」(市川氏)との予想が聞かれた。

今週は高島屋<8233.T>、J.フロント リテイリング<3086.T>、しまむら<8227.T>などの決算発表が予定されており、「小売業では企業決算を手掛かりにした個別物色もみられそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との指摘があった。

R5.12.25 東京株式市場・大引け=小幅続伸、薄商いのなか小動き

[東京 25日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比84円 98銭高の3万3254円03銭と、続伸して取引を終えた。前場は前週末の米国株式市 場での流れを引き継ぎ主力株を中心に底堅い値動きとなったが、買い一巡後は新規の材料 に乏しく、上値の重い展開となった。

 海外勢がクリスマス休暇に入り薄商い相場となる中 、東証プライム市場の売買代金は3兆円を下回った。 日経平均は前営業日比245円高で高値を付けた後、次第に上げ幅を縮小し、後場は 3万3200円台での小動きに終始した。市場では海外勢が休暇入りしたことに加え、国 内勢も年末に向けてポジション調整を行っているとの見方があった。

  後場の取引時間中、日銀の植田和男総裁が経団連の審議員会で講演し、政策変更にい つ踏み出すのか、「現時点で決め打ちはできない」と述べたが、市場では目 立って材料視する動きはみられなかった。 市場では「きょう唯一のイベントとされていた植田総裁の講演を材料視する動きはみ られなかった。今週は大きなイベントが少なく、年末はレンジ内での小動きとなりやすい 」(松井証券の窪田朋一郎投資メディア部長)との声があった。

 TOPIXは0.04%高の2337.4ポイントで取引を終えた。東証プライム市 場指数は前営業日比0.04%高の1202.65ポイントだった。プライム市場の売買 代金は2兆4958億4600万円だった。東証33業種では、値上がりはゴム製品、精 密機器、医薬品など14業種で、値下がりは海運、パルプ・紙、鉄鋼など18業種、金属 製品は変わらずだった。

 個別では、川崎汽船<9107.T>、日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>が5─8%超安 となるなど、海運株が軒並み大幅安となった。デンマークの海運大手マースク<MAERSKb.C O>が船舶運航再開に向けた準備を進めていると明らかにし、供給網の混乱な どによって運賃が上昇するといった思惑が後退したことが背景。 そのほか、主力株ではファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<998 4.T>、NTTデータグループ<9613.T>がしっかり。アドバンテスト<6857.T>、オリンパス <7733.T>はさえなかった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.56%安の673.93ポイン トと、続落した。きょうグロース市場に新規上場したナルネットコミュニケーションズ<5 870.T>は公開価格を8%下回る956円で初値をつけ、897円まで下落した後900円 で引けた。同じく新規上場のASNOVA<9223.T>は公開価格(1091円)をわずかに 上回る1095円で初値を形成し、1055円で引けた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが632銘柄(38%)、値下がりは984 銘柄(59%)、変わらずは43銘柄(2%)だった。15224

R5.12.26 東京株式市場・大引け=小幅続伸、国内外で参加者少なく方向感出ず

[東京 26日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比51円82銭高の3万3305円85銭と、わずかに3日続伸して取引を終えた。前日の海外主要市場がクリスマスで休場だったため、材料に乏しく方向感を欠いた。東証プライム市場の売買代金は活況の目安とされる3兆円を2日連続で下回った。

 日経平均は41円高で寄り付いた後は狭いレンジ内での値動きで、高値は58円高、安値は72円安と値幅は約130円にとどまった。市場では「海外勢はクリスマス休暇入り、国内勢も一部が年末年始のお休みムードに突入しており、全体的に動きに乏しい」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれた。

 TOPIXは0.06%高の2338.86ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.06%高の1203.41ポイントだった。プライム市場の売買代金は2兆5632億3200万円だった。東証33業種では、値上がりは海運、パルプ、その他製品など19業種で、値下がりは空運、ゴム製品、陸運など14業種だった。

 個別では、米ファンドによる株取得が材料視された日本光電工業<6849.T>が年初来高値を更新し、東証プライム市場の値上がり率第2位となった。米著名投資家のファンドによる株価購入が報じられたLINEヤフー<4689.T>は後場に急伸し、2%超高で引けた。
 前日に決算を発表した高島屋<8233.T>は3%超安、壱番屋<7630.T>は1%超安、しまむら<8227.T>は0.50%高と小幅高で引けた。
 そのほか主力株では、東京エレクトロン <8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>がしっかり。ファーストリテイリング<9983.T>、ネクソン<3659.T>はさえなかった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.11%高の674.65ポイントと、小幅に反発した。

 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが923銘柄(55%)、値下がりは667銘柄(40%)、変わらずは69銘柄(4%)だった。

R5.12.27 東京株式市場・大引け=4日続伸、幅広い買いで「掉尾の一振」の様相

[東京 27日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比375円39銭高の3万3681円24銭と、4日続伸して取引を終えた。前日の米株高や、日銀の早期政策修正への思惑後退で為替がドル高/円安に振れたことを受けて、幅広い業種に買いが入った。日経平均は年初来高値(3万3853円46=11月20日)に接近する場面もみられ、市場では株価が年末にかけて上昇する「掉尾(とうび)の一振」の様相になってきたとの声が聞かれた。

 日経平均は227円高でスタートし、一時449円90銭高の3万3755円75銭に上昇した。25日の米国株式市場で主要3株価指数が上昇した流れに加え、為替のドル高/円安進行も買いに弾みをつけた。買い一巡後は伸び悩み、日経平均は3万3700円を挟んでのもみ合いとなった。

日銀の金融政策決定会合の主な意見(12月18―19日開催)では、早期の政策修正に慎重な意見が複数確認され、早期正常化への思惑が和らぎ、円安が促されたとみられる。

 大和証券の林健太郎シニアストラテジストは「クリスマス休暇明けの米株高に加え、日銀の早期の政策修正観測が後退し、薄商いながらもセンチメントが改善している」との見方を示した。きょうは12月期の権利付き最終日で、権利を確定する買いも支えになった。市場では掉尾の一振への期待が高まっているが、あす以降は権利落ち後の売りが上値を抑えやすいとの見方もある。

 TOPIXも4日続伸し1.13%高の2365.4ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.14%高の1217.1ポイント。プライム市場の売買代金は3兆5187億7200万円と3日ぶりに活況の目安とされる3兆円を上回った。東証33業種では、全業種が値上がりし、海運、石油・石炭製品、鉄鋼、電気・ガス、鉱業などが値上がり率上位となった。

 主力株では、米通信大手TモバイルUS<TMUS.O>株1.1兆円相当を無償取得すると発表したソフトバンクグループ<9984.T>が4%超高となり、日経平均を約52円押し上げた。そのほか、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>などの半導体関連株もしっかり。半面、前日決算を発表したJ.フロント リテイリング<3086.T>などの百貨店株はさえなかった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.51%高の691.58ポイントと続伸した。きょうグロース市場に新規上場したyutori<5892.T>は公開価格を12.26%上回る2829円で初値を付け、2599円で引けた。

 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1492銘柄(89%)、値下がりは132銘柄(7%)、変わらずは35銘柄(2%)だった。15920

R5.12.28 東京株式市場・大引け=5日ぶり反落、薄商いのなか円高が重し

[東京 28日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比141円62銭安の3万3539円62銭と、5営業日ぶりに反落して取引を終えた。米国債利回りが低下する中、外為市場ではドル安/円高が進行。年末相場で目立った手掛かり材料がない中、日本株はドル/円の動向に左右される展開となった。東証プライム市場の売買代金は活況の目安とされる3兆円を再び下回った。

 日経平均は203円安で寄り付いた後、270円安の3万3411円24銭まで下落する場面がみられた。全体的に方向感を欠く値動きとなり、売り一巡後の日経平均は3万3500円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。値幅は上下160円と、日経平均は狭いレンジ内での値動きに終始した。
 日経平均は年初来高値(3万3853円46=11月20日)更新まで約300円に接近しており、市場ではあすの大納会に向けて株価が上昇する「掉尾(とうび)の一振」を期待する声が聞かれた。「再びドル高/円安が進み、米株が底堅く上昇するなど、状況が許せばあり得る話」(信託銀行アナリスト)という。  
 きょうは12月末の配当権利落ち日となるため、日経平均は配当落ち分の50─60円程度下押しされるとの推定があるほか、年内に含み損を確定する国内勢による「節税対策の売り」などが想定される。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「年末相場特有の需給のゆがみがあるが、それを除くと地合いは良好。株価は円高基調の中でも小幅安にとどまっている」との見方を示した。
 TOPIXは0.14%安の2362.02ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.14%安の1215.36ポイント。プライム市場の売買代金は2兆6966億8900万円だった。東証33業種では、値上がりは鉄鋼、保険、非鉄金属など11業種で、値下がりは海運、鉱業、ゴム製品など22業種だった。
 個別では、アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が軟調。トレンドマイクロ<4704.T>は6%超安となった。半面、信越化学工業<4063.T>、村田製作所<6981.T>はしっかりだった。
 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.3%高の707.5ポイントと、3日続伸した。

 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1009銘柄(60%)、値下がりは592銘柄(35%)、変わらずは38銘柄(2%)だった。15847

R5.12.29 東京株式市場・大引け=大納会の日経平均は続落、年末で手控えムード

[東京 29日 ロイター] – 大納会の東京株式市場で、日経平均は前営業日比75円45銭安の3万3464円17銭と続落した。年末年始の休暇を前に手控えムードが広がり、明確な方向感に乏しい展開となった。

 日経平均は80円安で寄り付いた後、113円高の3万3652円71銭で高値をつけたものの、再びマイナス圏に転落。後場には234円安の3万3305円17銭で安値をつけた。28日の米国株式市場でナスダック総合<.IXIC>が小幅に下落したことを受け、東京株式市場でも主力ハイテク株は総じて値動きが鈍かった。

 個別では、ファーストリテイリング<9983.T>、東京エレクトロン<8035.T>、ファナック<6954.T>など主力株が総じて値動きが鈍かった。楽天グループ<4755.T>は7%超高と堅調だった一方で、任天堂<7974.T>は4日続伸し、3%超高となり、2007年以来、約16年ぶりに上場来高値を更新した。

 東京市場が1月4日に取引を再開するまでに、米国では12月のISM製造業景況指数などの経済指標が公表される。5日には12月の雇用統計も控えるなど、年明けに米連邦準備理事会(FRB)の政策を占う上で重要な指標が相次いで発表されることから、きょうは一旦様子見の動きも見られた。

 松井証券の窪田朋一郎投資メディア部長は2023年について、「日本株のパフォーマンスが良好で、海外投資家を中心に日本株が評価された年」と振り返る。きのうから実質的な2024年相場入りとなり、新NISA(少額投資非課税制度)などの期待が高まっているが、「今の水準を割高と捉え、買うのを迷っている市場参加者もいる。年明けまで見極めたいところ」とコメントした。

 TOPIXは0.19%高の2366.39ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.18%高の1217.6ポイント。プライム市場の売買代金は3兆0818億9600万円だった。東証33業種では、値上がりはその他製品、輸送用機器、その他金融、電気・ガスなど22業種で、値下がりは鉱業、石油・石炭製品、海運など11業種だった。

 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.15%安の706.41ポイントと、4日ぶりに反落した。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1050銘柄(63%)、値下がりが544銘柄(32%)、変わらずが64銘柄(3%)だった。15795

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