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R5.11.27-12.1 11月が終わってしまう・・・(´・ω・`) サンクスギビングに株を買え!クリスマスラリーは来るのか!特に重要指標がない今週は、久々にゆっくりできる週なのかな?! (´・ω・`)

東京ロイター

日経平均は上値余地探る、先高観と高値警戒が綱引き=今週の東京株式市場

[東京 27日 ロイター] – 今週の東京株式市場は、上値余地を探る動きが想定されている。米国のインフレが鈍化し景気が底堅いソフトランディング(軟着陸)への期待から、日経平均株価は3万4000円の大台も視野に入る。もっとも、バブル後高値圏にあって高値警戒感もくすぶり、利益確定売りが上値を抑えやすいともみられている。

 日経平均の予想レンジは3万3200円─3万4200円。

 「基本は年末高をにらんでじり高ではないか」と、岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長はみている。日経平均は夏場以降のレンジ3万0500円─3万3500円を上回っており、「上抜け定着なら、買い遅れた投資家の下値買いが期待できる」(林氏)という。

 30日以降に日米中で指標発表が相次ぐ。米国の10月個人消費支出(PCE)価格指数と11月ISM製造業景況指数では、インフレが鈍化しながら景気は堅調という「適温」の継続が試される。「米年末商戦の動向に関する報道にも注意が必要」(国内証券のアナリスト)という。

 インフレが消費に与える影響が警戒される国内では、11月消費動向調査が注目。中国11月製造業・非製造業PMIでは、中国経済の底入れのヒントを探ることになる。中東情勢の動向にも目配りは怠れない。16518

R5.11.27 東京株式市場・大引け=3日ぶり反落、利益確定売り優勢 海外株安は逆風

[東京 27日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比177円86銭安の3万3447円67銭と3日ぶりに反落して取引を終えた。米国での利上げ終了の思惑を支えに買いが先行したが、高値警戒感から利益確定売りが強まった。時間外取引の米株先物やアジア株が軟調に推移したことは、投資家心理の重しになった。
 日経平均は84円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、一時185円高の3万3811円41銭に上昇した。米利上げ終了の思惑に基づく先高観が、引き続き相場を支援した。
 銀行株は、日米金利が上昇基調となる中でしっかりだった。
 終値ベースのバブル後高値を上回ると一転、利益確定売りが優勢になりマイナスに転じた。断続的な先物の売りが観測され、午後には一時228円安の3万3397円04銭に下落した。ドル/円が朝方に比べ円高方向に振れたことは、自動車など輸出株の逆風になった。
 日経平均は11月に入って前営業日までに2700円超上昇しており、高値警戒感は根強く、市場では「日柄調整だろう」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャー)との見方が聞かれた。米利上げ終了の見方は市場でコンセンサスになってきており「3万3000円で耐えれば、次の上昇サイクルで高値を試すだろう」(藤原氏)という。
 TOPIXは0.38%安の2381.76ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.39%安の1225.74ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆1053億8400万円だった。東証33業種では、値上がりは銀行や海運、水産・農林など9業種で、値下がりは非鉄金属や機械、輸送用機器など24業種だった。
 三菱重工業<7011.T>や住友金属鉱山<5713.T>は軟調。日産自動車<7201.T>はさえなかった。一方、商船三井<9104.T>や三菱UFJ FG<8306.T>はしっかりだった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.58%安の712.83ポイントと反落した。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが631銘柄(38%)、値下がりは973銘柄(58%)、変わらずは55銘柄(3%)だった。16360

R5.11.28 東京株式市場・大引け=小幅続落、高値警戒が継続 先高観支えに下げ渋りも

[東京 28日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比39円28銭安の3万3408円39銭と小幅に続落して取引を終えた。新規の材料に乏しい中で、大型株を中心に高値警戒による利益確定売りが優勢だった。一方、先高観が下値を支え、売り一巡後は下げ渋った。
 日経平均は前営業日比72円高と小幅高で寄り付いた後、一時98円高まで上げ幅を拡大した。もっとも、買いの勢いは続かず、短時間でマイナスに転じた。売りも買いも材料がない中、高値警戒の売りが出た一方、下値では先高観に基づく買いが支えになった。ドル/円が148円前半に円高となり、自動車など輸出関連株が弱かった。一方、小売など内需株の一角は底堅かった。半導体関連はまちまち。指数が値下がりする中、プライム市場の値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を上回った。市場では「先物主導で日経平均は上げてきたが、大型株の上昇が一服する中、中小型株に物色が向かった」(三木証券の北沢淳商品部投資情報グループ次長)との指摘があった。大型株のTOPIX100は0.35%安の一方、中型株のTOPIXミッド400は0.09%安と下げは限定的で、小型株のTOPIXスモールは0.43%のプラスだった。
 日経平均は一時149円安に下落したが、大引けにかけて下げ幅を縮めた。今晩は複数の米連邦準備理事会(FRB)高官の発言機会が予定される。市場では、米国の利上げ終了や来年の利下げへの思惑があるが「楽観的な見方をけん制するコメントが出る可能性もあり、注意が必要」(国内証券・ストラテジスト)との意見が聞かれた。
 TOPIXは0.21%安の2376.71ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.22%安の1223.04ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆3462億9200万円だった。東証33業種では、値上がりは水産・農林やパルプ・紙、ゴム製品など17業種で、値下がりは証券や保険、海運など16業種だった。
 トヨタ自動車<7203.T>グループの複数企業の売り出しが報じられたデンソー<6902.T>は大幅安。シャープ<6753.T>は軟調だった。一方、双日<2768.T>やさくらインターネット<3778.T>は堅調。しまむら<8227.T>は年初来高値を更新した。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.24%安の711.12ポイントと、続落した。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが970銘柄(58%)、値下がりは635銘柄(38%)、変わらずは54銘柄(3%)だった。16050

R5.11.29 東京株式市場・大引け=3日続落、円高を嫌気 金利低下でグロース株は底堅い

[東京 29日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比87円17銭安の3万3321円22銭と、3日続落して取引を終えた。円高進行が嫌気された。日米金利の低下を受けて高PER(株価収益率)銘柄に買いが入り、プラスに転じる場面もあった。
 日経平均は前営業日比163円安でスタートし、一時229円安の3万3179円07銭まで下落した。ドル/円が146円台に下落したことが投資家心理を冷やし、大型株を中心に売り圧力が強まった。
 その後は下げ幅を縮小し、プラスを回復。一時107円高の3万3516円23銭に上昇した。時間外取引で米10年債利回りが4.2%台後半へと、約2カ月ぶりの低水準に低下する中、成長期待の高い銘柄群が買われて指数を押し上げた。円高が一服したほか、時間外取引の米株先物がプラスで推移したことも支えになった。
 もっとも、ドル/円の戻りは鈍く、日経平均は後場に再びマイナスへと沈んだ。「買いも売りも材料に乏しく物色難」(東海東京調査センターの中村貴司シニアストラテジスト)とされる中、為替に振らされる流れとなった。「年末高の期待感は残っているが、円高基調になり始めたことは上値を抑えやすい。12月の株高機運が高まるかはグローバル景気次第になりそうだ」(東海東京の中村氏)との見方もある。
 円高基調にあっても、トヨタ自動車<7203.T>株はしっかり。セクター別の輸送用機器は値上がり率トップとなった。トヨタを含む複数のグループ企業が、政策保有するデンソー<6902.T>株を売却する方向で調整していることが分かったと前日に報じられたことが、資本効率向上への思惑につながった。デンソー株は需給悪化懸念で朝方弱かったが、売り一巡後は過度な懸念が和らいでプラスに転じた。
 TOPIXは0.51%安の2364.5ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.52%安の1216.62ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆5441億0100万円だった。東証33業種では、値上がりは輸送用機器や電気・ガス、サービスなど4業種で、値下がりは鉄鋼や銀行、海運など29業種だった。
 ホンダ<7267.T>やセブン&アイHLDG<3382.T>は軟調。ソフトバンクグループ<9984.T>はさえなかった。一方、豊田自動織機<6201.T>は大幅高となり年初来高値を更新。デンソー株の売却に伴う資本効率向上への思惑が高まった。グロース株のエムスリー<2413.T>はしっかり。レーザーテック<6920.T>は年初来高値を更新した。
 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.39%高の720.97ポイントと、3日ぶりに反発した。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが565銘柄(34%)、値下がりは1049銘柄(63%)、変わらずは43銘柄(2%)だった。15990

R5.11.30 東京株式市場・大引け=反発、ハイテク株に買い 月間で今年最大の上げ幅

[東京 30日 ロイター] -東京株式市場で日経平均は、前営業日比165円67銭高の3万3486円89銭と、反発して取引を終えた。米金利の低下を背景にハイテク株の一角がしっかりで、指数を支えた。11月の上昇幅は2600円超と、月間の上げ幅としては今年最大だった。
 朝方は月末に絡んで機関投資家などによるリバランスの売りが出たとみられ軟調だったが、下値では買いが入り後場は底堅い展開となった。

 日経平均は前営業日比61円安と小安くスタートした。きょうは11月最後の取引で、機関投資家などの売りが出たとみられ、一時160円安の3万3161円07銭まで下落する場面があった。ただ、下値では押し目買い意欲も強く、次第に下げ幅を縮小。後場は小幅高の水準でもみ合う展開となった。
 物色動向としては、米金利の低下を好感したハイテク銘柄への買いがみられたが、「半導体株以外は何らかの方向感があるわけではなさそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。

 日経平均は底堅さを維持している一方で、「大きなテーマが見当たらず、今は次の手掛かりを探している状況」(SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏)との声も聞かれた。足元の株式市場は来年の米利下げ期待でしっかりとした推移が続いているが、「明日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言がタカ派的な内容になれば、株価に下押し圧力がかかりやすい」(山口氏)という。日本株の動向は、引き続き米金融政策や米金利にらみとなりそうだ、との声があった。

 TOPIXは0.44%高の2374.93ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆5792億2500万円と、商いが膨らんだ。東証33業種では、海運、証券、医薬品など26業種が値上がり。パルプ・紙、サービス、水産・農林など6業種は値下がりした。

 個別では、アドバンテスト<6857.T>が4.3%高、TDK<6762.T>が2.2%高となり、2銘柄で日経平均を65円ほど押し上げた。ファーストリテイリング<9983.T>は小幅高、ソフトバンクグループ<9984.T>は小幅安だった。
 一方、前日に業績予想の引き上げを発表した伊藤園<2593.T>が7.8%安で軟調。リクルートホールディングス<6098.T>が1.3安、資生堂<4911.T>が5%安だった。

 プライム市場の騰落数は、値上がり1014銘柄(61%)に対し、値下がりが591銘柄(35%)、変わらずが55銘柄(3%)だった。15855

R5.12.1 東京株式市場・大引け=小幅反落、米ハイテク株安が重し 一進一退で方向感欠く

[東京 1日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比55円38銭安の3万3431円51銭と、小幅に反落して取引を終えた。米国で金利が上昇したことやハイテク株が下落したことが嫌気され、国内でも半導体関連などハイテク株の一角が売られた。もっとも、指数はプラスに転じる場面もあり、方向感のない値動きとなった。

 日経平均は前営業日比50円高と小高くスタートしたが、上げ幅は64円で打ち止めとなり、短時間でマイナスに転じた。アドバンテスト<6857.T>などの半導体関連株や村田製作所<6981.T>など電子部品、ソフトバンクグループ<9984.T>といった、指数寄与度の大きいハイテク株が軟調だった。
 もっとも、下値では押し目買いが入り、下げ幅はも89円と限られた。個別材料を手掛かりにした物色がみられたほか、円高が一服する中、自動車株はしっかりだった。
 午後にかけ、前日終値を挟んだ狭いレンジでの一進一退が続いた。市場では「手掛かりが少ない中で、方向感が出ていない」(水戸証券の酒井一チーフファンドマネージャー)との受け止めが聞かれた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言機会が予定されており、様子見姿勢もあったとみられている。
 高値警戒感がくすぶる中で年初来高値を上回るような材料が不足しているものの、米国の利上げ終了への思惑は根強い。目先の売り材料も見当たらず「ネガティブサプライズが起きなければ、年末ムードが高まる中で、年内は楽観的な買われ方をするかもしれない」と、酒井氏はみていた。
 TOPIXは0.32%高の2382.52ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.32%高の1225.90ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆4666億9600万円だった。東証33業種では、値上がりは卸売や倉庫・運輸関連、輸送用機器など22業種で、値下がりはサービスや精密機器、情報・通信など11業種だった。
 キーエンス<6861.T>やエムスリー<2413.T>が軟調。東京エレクトロン<8035.T>は小安かった。一方、豪社の買収や自社株買いなどを発表したセブン&アイHLDG<3382.T>は一時7%超高に上昇した。トヨタ自動車<7203.T>、伊藤忠商事<8001.T>はしっかりだった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.22%安の700.75ポイントと、続落した。
 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが761銘柄(45%)、値下がりは844銘柄(50%)、変わらずは53銘柄(3%)だった。16064

上値追いに慎重、3万3800円近辺では利益確定も=来週の東京株式市場

[東京 1日 ロイター] – 来週の東京株式市場は、上値追いに慎重な展開が想定されている。日経平均は急ピッチな上昇による短期的な加熱感が薄れつつある一方で、年初来高値(3万3853円46銭)を上抜けていくには材料不足との見方が聞かれる。来週も、同水準近辺では利益確定売りに押されやすいという。週末には米雇用統計の公表を控えており、投資家の様子見ムードが強まるとみられている。

日経平均の予想レンジは3万3000―3万3800円。

11月以降、日経平均が急ピッチで上昇する中、高値警戒感を示唆するテクニカル指標もみられたが、「足元では高値警戒感は薄れつつある」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が出ている。ただ、日本株が上値を追うための材料は乏しく、「来週も年初来高値近辺に近づけば利益確定の売りが出やすいのではないか」(同)との予想が聞かれる。

「来週は米雇用統計やISM非製造業景況指数など重要な経済指標の公表を控え、投資家心理は慎重になりやすい」と、ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト・井出真吾氏はみている。米経済指標に対してマーケットがどのように反応するか読みづらくなっており、手控えムードも広がりやすいという。

マーケットでは、米国の利上げが終盤に差し掛かり、来年の利下げを織り込む見方が広がりつつある。今晩はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言機会を控えており、「仮に、パウエル議長が市場の利下げ期待をなだめるような姿勢をみせれば、日経平均は3万3000円近辺まで押し戻される可能性もあるだろう」(井出氏)との声が聞かれた。

一方、日本株は引き続き米金利動向に左右されやすい相場となりそうだ。米金利が再び上昇基調に転じた場合は、グロース(成長)株が一時的に売られ、相場の重しになりやすいという。

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