MX ERGO MXTB1s が壊れた。結構いい値段のするマウスなので、新しいものを買おうかなと思ったのですが、いかんせん1万円以上するので、そうそう新しいのを買うのもどうかと考えている。
ただ、右クリックが2回に1回は反応しないのと、左クリックがチャタリングを起こしているため、かなりの重症です。2017年11月に1万円で購入して、今や14000円はする。なのでここは思い切って修理してみようと思い。インターネットでググってみることにした。
チャタリングだけれであれば「ChatteringCanceler」というフリーソフトを使用するのですが、反応しない症状も出ているので、この際、分解して修理することにしました。

用意したもの
以下のものを用意しましたが、使用したのは2つのみです。
使用したもの
使用しなかったもの
分解する
トルクス ドライバー t6で分解します。ネジのある場所は以下の6か所です。トルクス ドライバー t6は「先端を変えるタイプのもの」はネジ穴が狭いので届かない可能性があります。
ネジを全てとって、トラックボールも取ります。そしてパカッていう感じで開けてみます。
ホイールは外さなくても良いと思いますが、わかりやすいように外しました。四角の赤枠がスイッチになります。
これにSunhayato ニューリレークリーナー電子機器用接点洗浄剤 RCS201 をマイクロスイッチに吹きかけます。スプレーには赤いストローみたいな先端をつけて白い部分のスイッチを精密ドライバーで押した状態でふきかけました。
左右両方のスイッチに同様の処理をしました。
そして乾くのを待たずにそのまま組み立てていきました。一旦組み立て、これでダメであれば、ハンダでスイッチを取り替える作業に移行する予定。
さてさて、結果のほどは・・・

完全回復
嘘のように、回復しました。完全に直りました。「えっ?」っという感じです。こんなに簡単なの?っていう感じです。これは皆さん試すべきです。ハンダはハードル高いけれど、分解してスプレーするだけなら、比較的誰でもできます。
これは絶対やってみるべきです。
もちろん、お金をたくさん持っている方は買ったほうがいいのでしょうけれど、ゴミを出さないという意味でも、本当にすぐにできるので、この方法で修理するべきです。
修理代
Amazonで調べてみると
- サンハヤト|Sunhayato ニューリレークリーナー電子機器用接点洗浄剤 RCS201 ¥955 (2022/8/15)
- トルクスT6 精密ドライバー ¥500 (2022/8/15)
でしたので¥1,500 ほどで直ります。また私の場合はT6ドライバーは持っていたので¥1,000-で修理できました。時間も15分ほどで修理できるので自身の人件費を加味しても、お得だと思います。新しいのを購入すると設定などで、どのみち時間がかかるのだからゴミを出さないということでもお得です。
私の場合、使用しませんでしたが、サンハヤト 接点復活王ニューポリコールキング PJRS120 ¥950、オムロン(OMRON) D2F-01F マイクロスイッチ 純正 5個 \1,000 を購入していたので¥2,000-余分にかかりましたが、それでもお得でした。将来的にはスイッチを交換する修理にもチャレンジしてみたいと思っています。
まとめ
接点洗浄剤を使用した修理は試してみる価値はあります。修理代も最大¥1,500-ほどで済みます。分解してスプレー洗浄するだけです。
サンハヤト|Sunhayato ニューリレークリーナー電子機器用接点洗浄剤 RCS201 ¥955 (2022/8/15)
トルクスT6 精密ドライバー ¥500 (2022/8/15)
これで¥10,000-が節約できます。嘘のように操作性があがります。私の場合は左右のクリックが左がチャタリング、右が反応しない という不具合がありましたが、それぞれ違い症状でしたが、完全に直りました。予備で新しいのも持っていますが、ラクマかメルカリに出品するか思案中です。