今日の一言:人間万事塞翁が馬

今週の株式投資R4.11.21-26 イベントが何もないなかFOMCの議事要旨が気になるところではあります。ただ、いうて過去の出来事。投資家は未来を見なきゃ(; ・`д・´)

東京ロイター

今週は もみ合い、2万8000円台で値固めできるか注目

[東京 21日 ロイター] – 今週の東京株式市場は、もみ合いが想定されている。国内の企業決算や米経済指標の公表が一巡し、手掛かり材料難から小動きの相場展開となりそうだ。手掛かり材料が少ない中、2万8000円台で値固めできるかが注目されるという。物色動向としては、グローバル景気に敏感な銘柄が買われにくい一方、内需のディフェンシブ銘柄は底堅く推移するとの見方が示された。
日経平均の予想レンジは2万7600―2万8400円。
<SMBC信託銀行 投資調査部長 山口真弘氏>
「材料不足の状態が続き、日本株は動意に乏しい展開となりそうだ。日経平均は2万8000円台を維持できるかが焦点となる。市場の最大の関心は米金融政策の動向だ。インフレ指標の伸びは鈍化しているものの、水準は依然として高い。政策金利の最終到達点が引き上げられる可能性もあり、積極的な買いは入りづらいだろう。一方、足元のドル/円相場は円高が進行することなくしっかりしており、日経平均の下値も限られるとみている」
<三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト 市川雅浩氏>
「マーケット参加者は次の米雇用統計、米消費者物価指数(CPI)、米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目しており、これらを確認するまでは動きづらい。物色動向としては、世界経済の先行き不透明感が払拭されていない中、内需のディフェンシブセクターの方が物色対象となりやすいのではないか。23日にはFOMC議事要旨が公表される予定で、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派度合いを見極めたいとの思惑が強まりそうだ」

 

R4.11.21 小幅反発、材料難で一進一退 高利回り株を物色

[東京 21日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比45円02銭高の2万7944円79銭と、3日ぶりに小幅反発して取引を終えた。前週末の米株高を好感した買いが先行した後は手掛かりを欠く中で一進一退となった。商社株など高利回り銘柄が物色された。
日経平均は小幅に反発してスタートした後も上値を伸ばし、前営業日比で一時107円29銭高の2万8007円06銭に上昇したが、徐々に勢いを失ってマイナスに沈んだ。心理的節目2万8000円付近で、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えた。
今週は日本で勤労感謝の日(23日)、米国で感謝祭(24日)と、それぞれ休場を控えていることもあり、午後にかけて手掛けにくさも意識された。
前週末に業績予想の下方修正を発表した大手損保の一角は軟調だった。追加の株主還元への期待から事前に買われていた反動もあり、自社株買いなどの発表がなかったSOMPOホールディングス<8630.T>は大幅安だった。原油価格の下落を受け、鉱業株もさえなかった。
一方、三菱商事<8058.T>や丸紅<8002.T>などの大手商社株は堅調で、相場を支えた。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ<BRKa.N>が、大手5社の保有比率を引き上げたと伝わり、手掛かりになった。
市場では「材料難の中、米バークシャーが商社株を買い増したと伝わり、海運や鉄鋼といった高利回り銘柄にも物色が向かった」(雨宮総研の雨宮京子代表)との声が出ていた。いずれの業種も、セクター別の値上がり率上位になった。
TOPIXは0.28%高の1972.57ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.28%高の1014.97ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆4510億7200万円だった。東証33業種では、値上がりは海運業や卸売業、鉄鋼など24業種で、値下がりは鉱業やその他製品、パルプ・紙など9業種だった。住友商事<8053.T>や日本製鉄<5401.T>が堅調。商船三井<9104.T>はしっかりだった。一方、MS&ADインシュアランスHD<8725.T>やINPEX<1605.T>は軟調だった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1226銘柄(66%)、値下がりは534銘柄(29%)、変わらずは76銘柄(4%)だった。13875

 

R4.11.22 続伸、円安などが支援 バリュー株に見直し買い

[東京 22日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比170円95銭高の2万8115円74銭と、続伸した。前日の米国市場では株価の主要3指数が下落したが、日本株はドル高/円安などを支えに主力株を中心に幅広く物色された。東証33業種のうち32業種が値上がりした。日経平均は高く始まった後も上げ幅を拡大し、前営業日比258円56銭高の2万8203円35銭に一時上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は約8割となった。
 
TOPIXグロース指数が0.8%高となる一方、同バリュー指数は1.3%高とバリュー優位の展開だった。市場では「米ハイテク企業の成長鈍化が意識される中、業績の良さが目立つバリュー株が見直されている」(楽天証券の窪田真之チーフストラテジスト)との声が聞かれた。米株に連れ安とならなかったことで「意外高」との声は多かった。楽天証券の窪田氏は、7―9月期決算を経て日本企業は業績予想の上方修正の数が下方修正を上回ったと指摘。経済回復(リオープン)で出遅れた日本経済は、今後の伸びも意識されるとし「当面は米株に対する日本株の比較優位が見込めそうだ」と話した。ドル高/円安を受け、自動車など輸出関連株が堅調だったほか、値上げへの思惑から電力株が買われた。商社株もしっかりとなり、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが保有比率を引き上げたことを好感した前日の流れが続いた。一方、半導体関連はさえない銘柄が目立った。

日経平均は、午後も高値圏で推移したが、あすの休場を前に模様眺めが強まって伸び悩んだ。23日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月1─2日開催分)への警戒感も聞かれた。TOPIXは1.12%高の1994.75ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比1.13%高の1026.4ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆9231億8500万円だった。東証33業種では、値上がりは電気・ガス業や保険業、銀行業など32業種だった。値下がりは非鉄金属の1業種だった。トヨタ自動車<7203.T>や三菱商事<8058.T>が大幅高。東京電力HLDG<9501.T>、三菱UFJ FG<8306.T>も買われた。一方、アドバンテスト<6857.T>は軟調。エムスリー<2413.T>は大幅安だった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1467銘柄(79%)、値下がりは325銘柄(17%)、変わらずは44銘柄(2%)だった。14285

 

R4.11.23 勤労感謝の日のため相場は(つ∀-)オヤスミー。

 

R4.11.24 3日続伸、米利上げ減速の思惑 TOPIXは1月以来の高値

[東京 24日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比267円35銭高の2万8383円09銭と、3日続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米国の利上げペース減速への思惑から米株高となった流れを引き継いだ。TOPIXは節目の2000ポイントを上回り、1月6日以来の高水準となった。

日経平均は200円超高で寄り付いた後も上げ幅を拡大した。心理的節目の2万8500円を上回って一時380円超高の2万8502円29銭に上昇し、9月13日以来の高値を付けた。
FOMC議事要旨では、参加者の「かなり多数」が利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したと明らかになり、米長期金利は低下、米ハイテク株は買われた。この流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株が堅調だった。エムスリー<2413.T>などグロース株の一角もしっかり。
また、ドルが138円台後半と円高寄りで推移し輸出関連株の一角が軟調だった一方、商社株が引き続きしっかりだった。三井物産<8031.T>や伊藤忠商事<8001.T>などは年初来高値を更新した。

きょうは米国市場が休場ということもあり、日経平均は後場に伸び悩んだ。一方、TOPIXは後場に上値を伸ばしてきょうの高値をつけており、市場では「全体の地合いが良くなってきている」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との見方が聞かれた。
日経平均は2万8500円付近で上値の重さが意識される。来週以降、米国で重要な経済統計の発表が続くことから戻り一服を警戒する声がある一方、「米国株に比べ、日本株は業績面や割安感から優位。年末高の思惑もあり、目先は底堅いのではないか」(林氏)という。
TOPIXは1.21%高の2018.8ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比1.21%高の1038.78ポイントで取引を終了した。プライム市場の売買代金は3兆3349億3900万円だった。東証33業種では、値上がりは海運業や卸売業、銀行業など30業種で、値下がりは石油・石炭製品やゴム製品、輸送用機器など3業種だった。
東京エレクトロン<8035.T>や三菱商事<8058.T>が大幅高だった。サッカーワールドカップ(W杯)関連として、サイバーエージェント<4751.T>やハブ<3030.T>が物色された。一方、東芝<6502.T>が軟調。トヨタ自動車<7203.T>は小安い。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1534銘柄(83%)、値下がりは248銘柄(13%)、変わらずは54銘柄(2%)だった。14476

 

R4.11.25

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